横須賀しょうぶ園の代名詞であるしょうぶ苑は、全国有数の規模を誇ります。横須賀しょうぶ園のハナショウブは、例年、5月下旬から7月上旬に見ごろを迎えます。
園内にはしょうぶ苑の他にも、4月ごろに見ごろを迎えるしゃくなげ苑、5月ごろに見ごろを迎えるふじ苑など、1年を通して、和風の花を中心にたのしむことができる、横須賀を代表する花の名所の一つです。とくに京急沿線から公共交通の便があまり良くないということもあってか、ハナショウブの季節は別格として、その他の季節は花の充実度の割にはあまり混雑しないため、穴場スポットでもあります。
横須賀しょうぶ園は、ハナショウブの季節は見ごたえたっぷりのため間違いなくオススメですが、園内はほどよくアップダウンがあるため、入場料が無料の期間の7月~3月に、軽いハイキングのつもりで散策してみるのもオススメです。無料期間とはいえ、ほぼ必ず季節の花に出会うことができます。
INDEX
412品種 14万株のハナショウブの名所
横須賀しょうぶ園の、約412品種14万株のハナショウブは、5月下旬から7月上旬に見ごろを迎えます。品種ごとに丁寧に名前の札が掲示されています。また、品種名とあわせて、江戸系、肥後系、伊勢系、米国系の4種類に大きく分類されていますので、それぞれの特徴を見つけてみるのもおもしろいかもしれません。
あまりにも種類が多いため、すべての品種を1つずつチェックしていくと日が暮れてしまうため、くれぐれも注意してください。
藤棚のシャワーが美しいふじ苑
横須賀しょうぶ園のしょうぶ苑を望む斜面の多くは、ふじ苑になっています。例年、見ごろを迎える4月下旬から5月初旬にかけては「ふじまつり」が開催されます。
ふじのトンネルやベンチなどがあって休憩のできる藤棚など、見どころがたくさんあります。
1年を通して楽しめる和風の花の名所
横須賀しょうぶ園では、ハナショウブ以外にも、和風の花を中心に、1年を通していろいろな花をたのしむことができます。
蝋梅(ロウバイ)
梅(ウメ)
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紫陽花(アジサイ)
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水連(スイレン)
駐車場は通年で有料
横須賀しょうぶ園の駐車場は以前は無料期間もありましたが、現在は通年で有料となっています。
ハナショウブの開花の最盛期には、平日でも満車となって車の行列ができてしまうことがあります。
ハナショウブの季節には、公共交通機関を利用することをオススメします。
また、近くには大楠山の登山口があったり、塚山公園に続くハイキングコースがありますので、それらと合わせて散策に訪れてみるのも良いと思います。