三浦半島の南部に位置する三浦エリアは、三浦半島の中でももっとも自然が豊かな環境にあります。三浦で夕日を楽しむのであれば、そんなロケーションをダイレクトに感じさせてくれる場所へ訪れたいものです。
三浦にはそのような人気の夕日スポットがいくつかありますが、ここでは、三崎口駅周辺、油壺、城ヶ島それぞれから1か所ずつ、ご紹介します。
・リンク先の詳細ページでは、各地点ごとの夕焼け・夕日の時間(マジックアワーと日没時間)の目安を掲載しています
(マジックアワーと日没時間は、ご覧いただいている端末の日時をもとに計算していますので、日本時間になっていない場合は正しく表示されません)
・アクセス方法や地図、お問合わせ先などの詳細な情報も、詳細ページからご覧いただけます。
・各施設の料金などは、2022年5月1日現在の情報になります。
黒崎の鼻
黒崎の鼻に立つと、周囲に人工的な建造物が見えないため、「三浦の秘境」などと形容されることもあります。そんな黒崎の鼻から見る夕日は、首都圏にいることを忘れてしまうくらい野趣あふれる雰囲気を味わうことができます。
その分、アクセスが悪いこととはトレードオフということになりますが、そこはコンパクトな三浦半島ですから、最寄りの駅やバス停から数時間もかかるような場所ではありません。
お隣りの和田長浜海岸は砂浜が目の前という場所に駐車場がありますので、車を利用できる場合は、格段にアクセスしやすいです。もちろん、和田長浜海岸からも夕日はキレイに見えます。
●住所
三浦市初声町下宮田
●料金
無料
●駐車場
なし
●公共交通機関
徒歩のみで行く場合
京急久里浜線「三崎口駅」より徒歩約25分
途中までバスを利用する場合
京急久里浜線「三崎口駅」より京急バス「横須賀駅」行き、「横須賀市民病院」行き、「荒崎」行きなどの長井方面行きにて「宮田」下車、徒歩約20分
※「ソレイユの丘」行きの直行バス、急行バスは、「宮田」バス停には停車しません。
※三崎口駅周辺には商業施設はコンビニ程度しかありませんが、宮田バス停周辺には「カインズホーム三浦店」や「コメダ珈琲店三浦店」、「ヤオコー三浦初声店」などの商業施設があります。
荒井浜海岸
荒井浜海岸は、油壺の岬の先端にある海岸です。油壺にはいくつか小さなビーチがあるのですが、西に開けていて、夕日を望むのに最適なのが荒井浜海岸です。
最寄りの車道から荒井浜海岸までのアクセスは歩いて行く必要がありますが、駐車場やバスの便も悪くはありません。
海水浴シーズン以外の荒井浜海岸は、周囲に民家も少なく、地元の人も観光客もあまり訪れないため、プライベートビーチのような雰囲気で夕日を楽しむことができます。
油壺の岬の先端には、昼間は公園として開放されている京急油壺温泉キャンプパーク(旧京急油壺マリンパーク)もありますが、公園としては16時で閉園してしまうため、夕日を楽しむのであれば荒井浜海岸をオススメします。
●住所
三浦市三崎町小網代
●料金
無料
●駐車場
あり(海岸直結の駐車場はありませんが、県道216号沿いにコインパーキングあり。三浦市油壺駐車場は17時で閉場のため、夕日を楽しむのには利用できません)
●公共交通機関
京急久里浜線「三崎口駅」より京急バス『油壺温泉』行きで終点下車、徒歩約7分
※2021年9月30日をもって、「京急油壺マリンパーク」バス停は廃止されました。「京急油壺マリンパーク」行きのバスは廃止されましたが、「油壺」行きバスは運行回数、運行時刻を変更して存続しています。また、2022年1月24日からは「油壺」バス停の名称が「油壺温泉」に変更となりました。
城ヶ島灯台・長津呂崎
三浦半島最南端に位置する城ヶ島は、北側が三崎漁港に隣接している以外は、周囲を海に囲まれているため、朝日も夕日も楽しむことができます。
夕日のビュースポットは、島の西側の長津呂崎周辺です。長津呂崎の高台には白塔形の城ヶ島灯台が建っています。
長津呂崎の磯から見る夕日も雄大で素晴らしいのですが、島の中央に張り巡らされている城ヶ島ハイキングコースからは、城ヶ島灯台と夕日をセットに眺めることができますのでオススメです。気象条件さえ合えば富士山もいっしょに望むことができます。
三浦半島には、夕日のビュースポットも、富士山のビュースポットも数多くありますが、岬に建つ白亜の灯台との組み合わせで見られるのは、城ヶ島灯台ならではです。
●住所
三浦市三崎町城ヶ島字西山689-1
●料金
無料
●駐車場
あり(灯台の駐車場ではありませんが、近隣の城ヶ島西側駐車場が利用できます)
●公共交通機関
京急久里浜線「三崎口駅」より京急バス『城ヶ島』行き終点下車徒歩約5分
以下のリンク先から、他のエリアの夕日のビュースポットもご覧ください。