鎌倉まつりは、鎌倉の春を代表するお祭りで、1959年(昭和34年)から続いています。例年、鶴岡八幡宮をメインの会場として、静の舞や流鏑馬などが行われます。
2025年の第67回鎌倉まつりは、静の舞や行列巡行、野点席などが行われます。流鏑馬は、「崇敬者大祭 流鏑馬」として執り行われます。
静の舞は一般観覧のみで、一般向けの予約席などはありません。また、行列巡行が行われる若宮大路周辺や鶴岡八幡宮境内では、交通規制や通行規制が実施されます。
イベント内容

行列巡行
日時 2025年4月13日(日曜日)10:00~予定
場所 若宮大路(下馬~鶴岡八幡宮境内)
※交通規制 10:00~12:00予定
行列巡行は鎌倉まつりのオープニングを飾るイベントで、鎌倉市内のお神輿・お囃子などの団体が、下馬四つ角から鶴岡八幡宮境内までの約1キロメートルを練り歩きます。

静の舞
日時 2025年4月13日(日曜日)15:30~予定(演目解説は15:00~)
場所 鶴岡八幡宮 舞殿
静御前が、源頼朝の前で、義経をしのんで舞った「静の舞」の物語が演じられます。
野点席
表千家流と裏千家淡交会鎌倉支部によって、茶席がしつらえられます。
表千家流神谷会
日時 2025年4月19日(土曜日)10:00~15:00
場所 鶴岡八幡宮境内
裏千家淡交会 鎌倉支部
日時 2025年4月20日(日曜日)10:00~15:00
場所 鎌倉大仏殿高徳院境内
崇敬者大祭 流鏑馬

流鏑馬開催日程
日時 2025年4月20日(日曜日)13:00~予定
場所 鶴岡八幡宮 流鏑馬馬場
流鏑馬とは
「流鏑馬」とは、武者姿の射手が全速力で走る馬の上から的を射る伝統武芸です。鎌倉の流鏑馬神事は、鎌倉時代から続く伝統武芸で、源頼朝によって鶴岡八幡宮で催されたものがはじまりです。より実戦に近い形式の「笠懸」などと違い、天下泰平、五穀豊穣、万民息災を祈念して的を射る、神事として行われています。
例年、鎌倉まつりの流鏑馬神事では、大日本弓馬会・武田流により奉納されます。大日本弓馬会・武田流は、2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の撮影に協力するなど、鎌倉時代より800年以上続く馬術や弓術などの伝統を今に伝える流派です。
※2025年の「鎌倉まつり」では、「崇敬者大祭 流鏑馬」として、弓馬術礼法・小笠原流により奉納されます。
例年5月の最終日曜日に油壺・荒井浜海岸で開催される「道寸祭り~笠懸」や、例年11月中旬に逗子海岸で開催される「逗子海岸流鏑馬」(2023年は中止)も、武田流によって披露されています。


鶴岡八幡宮で秋に執り行われる例大祭と崇敬者大祭では、大日本弓馬会・武田流と並び800年以上の伝統を受け継いできた弓馬術礼法・小笠原流によって奉納されます。
開催場所
鶴岡八幡宮の詳細
アクセス
公共交通機関
JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅(東口)」より、徒歩約10分
※混雑を避けたい場合は、「鎌倉駅(西口)」より、今小路、横大路経由で、徒歩約15分
駐車場
あり(有料)
※当日は周辺の道路を含めて混雑が予想されるため、公共交通機関の利用をおすすめします。
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