葉山マリーナは、1964年(昭和39年)の東京オリンピックで、セーリング競技(ヨット競技)が相模湾で開かれるのにあわせて開業しました。開業当初は、セーリング競技関係者向けの宿泊施設となったホテルや、屋外プール、ボウリング場などを備える、複合レジャー施設でした。
その後、時代のトレンドにあわせてホテルも屋外プールもボウリング場も廃止されて、ヨットハーバーとしての機能に重点が置かれるようになっていきました。
現在では、レストランやカフェ、アウトドアブランドのショップなど、マリンスポーツ以外もたのしめる施設として「マリーナプラザ」が併設されています。
INDEX
京急のおトクなきっぷの優待を受けられるショップやクルージング
葉山マリーナは京急グループのため、葉山エリアが含まれる京急のおトクなきっぷ(例「葉山女子旅きっぷ」)で、「マリーナプラザ」のいくつかのショップやクルージングで優待が受けられます。
葉山には鉄道の駅がないため、どうしても公共交通機関での訪問を躊躇されがちですが、逗子の駅からも意外と近いものです。2020年3月に、京急逗子線の「新逗子駅」が「逗子・葉山駅」に改名されたのも、そのようなアピールの一環なのでしょう。
もちろん、車でアクセスする場合も、そこそこの広さの駐車場が確保されています。隣接する葉山港の駐車場も合わせると、100台以上停められる駐車場が2か所あります。
葉山マリーナの周辺
葉山港&小浜海岸 諏訪町下海岸・三ヶ浦海岸 森戸海岸 鐙摺城址・旗立山(軍見山)
マリーナならではの夕暮れの景色
相模湾に面した葉山マリーナでは、夕日が沈む時間帯の景色がとくに美しく、ヨットハーバーの無数のマストの向こう側に沈む夕日はマリーナならでは光景です。
葉山マリーナの、海に向かって右前方にのびる防波堤は無料で一般に公開されています(A防波堤のみ、夜間は立入禁止)。夕方はもちろんのこと、昼間も潮風がとても心地よく、葉山の中でも穴場の眺望スポットです。こちらは葉山マリーナの施設ではなく、葉山港になります。詳細は以下の記事からご覧ください。純粋に海の景色や雰囲気をたのしみたいのであれば、葉山港の防波堤がオススメです。
以下のリンク先から、他の夕日のビュースポットもご覧ください。
葉山マリーナ周辺の見どころ
逗子・渚橋方面
森戸方面
葉山マリーナ周辺のマリーナ
日曜朝市「ハヤマ・マーケット」が開かれるのは葉山港です。