葉山は夕日のビュースポットの宝庫です。
相模湾を代表するランドマークである、江の島や葉山灯台(裕次郎灯台)、名島(菜島)の鳥居、そして、富士山と合わせて見られる夕日は、葉山ならではの絶景です。
「かながわの景勝50選」に選ばれている「森戸の夕照」や「長者ヶ崎」、真名瀬バス停の白い待合室などの、葉山を代表する定番の映えスポットからの夕日はもちろんのこと、葉山のほど良い海辺のローカル感と夕日は相性抜群です。
葉山港&葉山マリーナ
「日本ヨット発祥の地」とされる葉山は、ヨットやクルージングなどの、マリンリゾートのイメージが定着しています。その代表的な施設が、葉山港と葉山マリーナです。2つの施設は隣接していますが、管理運営している会社が異なります。
純粋に海の景色を楽しみたいのであれば、より海側に位置している葉山港の防波堤がオススメです。葉山港の防波堤は夜間は閉鎖されますが、潮風に当たりながらの夕日の鑑賞に適した夏季は、日没の時間は開放時間内です。
葉山マリーナからの夕日は、カフェなどのショップからや、ハーバーに停泊しているヨットのマスト越しに見ることができ、マリンリゾートらしい夕暮れの雰囲気を楽しむことができます。
●住所
三浦郡葉山町堀内50 ※葉山港の情報(以下、同様)
●入場料
無料
●駐車場
あり ※「県営葉山港駐車場」、「葉山マリーナ駐車場」(マリーナ定休日は休場)
●公共交通機関
JR横須賀線・湘南新宿ライン「逗子駅」または京急逗子線「逗子・葉山駅」より京急バス「逗11、12系統(海岸回り)」に乗車して『鐙摺(あぶずり)』下車
森戸海岸&森戸神社(森戸大明神)
「かながわの景勝50選」に選ばれている「森戸の夕照」とは、森戸海岸や森戸神社(森戸大明神)の境内から見た夕日の景観のことです。
森戸海岸と森戸神社は葉山を代表する夕日の名所として親しまれていて、日が落ちてくると、どこからともなく地元の人も観光で訪れた人も浜辺に集まってきて、思い思いに夕日を楽しむ光景が見られます。
「森戸の夕照」のベストスポットは、葉山灯台(裕次郎灯台)や名島(菜島)の鳥居、江の島を望むことができる、森戸神社裏の小さな磯です。
●住所
三浦郡葉山町堀内1025 ※森戸神社の情報(以下、同様)
●参拝料
無料(志納)
●駐車場
あり
●公共交通機関
JR横須賀線・湘南新宿ライン「逗子駅」または京急逗子線「逗子・葉山駅」より京急バス「逗11、12系統(海岸回り)」に乗車して『森戸神社』下車
真名瀬海岸
真名瀬海岸沿いに建つ真名瀬バス停の白い待合室は、葉山を代表する映えスポットとして定着しています。この白い待合室と、葉山灯台(裕次郎灯台)や名島(菜島)の鳥居、そして晴れていれば富士山をも借景にした景色は、葉山らしい映える景色です。
これらの映えポイントに夕日が加われば、それはまさに葉山最強の映えスポットと言って良いかもしれません。
真名瀬海岸周辺では、定番の真名瀬バス停だけでなく、森戸神社まで続く海岸線沿いの磯も、穴場の夕日のビュースポットとしてオススメです。
●住所
三浦郡葉山町堀内
●入場料
無料
●駐車場
あり(真名瀬海岸駐車場)
●公共交通機関
JR横須賀線・湘南新宿ライン「逗子駅」または京急逗子線「逗子・葉山駅」より京急バス「逗11、12系統(海岸回り)」に乗車して『真名瀬』または『芝崎』下車
周辺の見どころ
葉山灯台(裕次郎灯台)
あじさい公園
あじさい公園は、森戸海岸や真名瀬海岸の内陸の高台に位置する公園です。高台と言いましても、山の上にあるわけではありませんので、お散歩感覚で気軽に行ける公園です。
眼下には森戸神社の杜や江の島も見える、海を望む高台にあるあじさい公園からの夕日は、空だけでなく海や葉山の町並みも夕日のオレンジ色に染まっていく様子もいっしょに楽しむことができます。
あじさい公園は、県立はやま三ヶ岡山緑地のハイキングコースの入口の一つになっています。県立はやま三ヶ岡山緑地の海寄りにある展望台からは、より標高の高い場所から夕日を眺めることができます。ちょっとしたお散歩感覚で気軽にアクセスできる場所とは言いにくいですが、その分、夕日の穴場スポットでもあります。
●住所
三浦郡葉山町堀内1537
●入園料
無料
●駐車場
なし
●公共交通機関
JR横須賀線・湘南新宿ライン「逗子駅」または京急逗子線「逗子・葉山駅」より京急バス「葉山(山回り)」行き、「葉山町福祉文化会館(山回り)」行き、「衣笠駅」行き、「長井」行き、「横須賀市民病院」行きなどの山回りの葉山小学校方面行きにて『向原』下車徒歩約10分 ※海回りの葉山方面行きは『向原』を通りませんのでご注意ください
周辺の見どころ
県立はやま三ヶ岡山緑地
一色海岸
葉山御用邸の目の前にある一色海岸は、古くから皇室ゆかりのビーチとして親しまれています。
一色海岸の夕日のビュースポットとしてオススメなのは、海岸に突き出た小さな岬「小磯の鼻」です。「小磯の鼻」は岬全体が芝生でおおわれているため、腰をかけたり横になったりしながら、ゆったりと夕日を眺めることができます。
また、一色海岸の砂浜の奥にある一色公園から見る夕日も、見ごたえがあります。一色公園やその隣りにある葉山しおさい公園の周辺は、明治期から皇族や政府の有力者などが別荘を構えていた場所だけあり、ここからの眺めは一級品です。
●住所
三浦郡葉山町一色
●入場料
無料
●駐車場
あり ※「三ヶ岡駐車場」、「葉山公園駐車場」
●公共交通機関
JR横須賀線・湘南新宿ライン「逗子駅」または京急逗子線「逗子・葉山駅」より京急バス「海岸廻り葉山」行きにて『一色海岸』下車
または「山手廻り長井方面」行きにて『葉山』下車
周辺の見どころ
葉山しおさい公園
県立葉山公園&大浜海岸
県立葉山公園は、一色海岸の南側に連なる大浜海岸沿いの高台にある公園です。この辺りからは、葉山灯台(裕次郎灯台)や名島(菜島)の鳥居、江の島などは遠くなりますが、空や海が開けていて、シンプルに夕日のビュースポットとして素晴らしいです。もちろん、気象条件が合えば、目の前には富士山を望めます。
県立葉山公園の大浜海岸沿いにはベンチが並んでいますので、ここが葉山公園の夕日のベストスポットです。実はこのすぐ下の斜面にもベンチがあり、こちらは夕日の穴場スポットと言えるかもしれません。
●住所
三浦郡葉山町下山口1443-4 ※葉山公園の情報(以下、同様)
●入園料
無料
●駐車場
あり
●公共交通機関
JR横須賀線・湘南新宿ライン「逗子駅」または京急逗子線「逗子・葉山駅」より京急バス「長井」行き、「横須賀市民病院」行き、「大楠芦名口」行きなどの長井方面行きにて、『葉山公園』下車徒歩約5分
長者ヶ崎
県立葉山公園や大浜海岸をさらに南に行くと、長者ヶ崎があります。長者ヶ崎は、葉山町と横須賀市の行政上の境となる場所でもあります。
長者ヶ崎駐車場は、葉山エリアでもめずらしい海に面した大型駐車場のため、駐車場所によっては車の中から夕日を楽しむこともできます。ただし、長者ヶ崎駐車場は夜間は閉場となるため、時期によっては、夕日の時間に合わない場合もあります(概ね、夏季の海水浴場開設期間中は19時まで、春と秋は18時まで、冬季は17時まで)。
●住所
三浦郡葉山町下山口
●入場料
無料
●駐車場
あり
●公共交通機関
JR横須賀線・湘南新宿ライン「逗子駅」または京急逗子線「逗子・葉山駅」より京急バス「長井」行き、「横須賀市民病院」行き、「大楠芦名口」行きなどの長井方面行きにて、『葉山公園前』または『長者ヶ崎』下車
湘南国際村
湘南国際村は、長者ヶ崎の内陸にあり、長者ヶ崎と同じように、葉山町と横須賀市の行政上の境に位置しています。自家用車でアクセス可能な場所としては、葉山でもっとも標高が高い場所にあり、眺望は抜群です。
当然、湘南国際村から見る夕日も素晴らしく、葉山の山から見る夕日のビュースポットとしては定番の場所と言えます。
湘南国際村にはいくつか夕日のビュースポットがありますが、オススメは湘南国際村グリーンパークの芝生広場です。湘南国際村のもっとも奥まった場所にある無料の湘南国際村仮設駐車場からは、ゆっくり歩いて10分ほどで着きます。
●住所
三浦郡葉山町上山口1560番地-91 ※湘南国際村グリーンパークの情報(以下、同様)
●入園料
無料
●駐車場
あり ※湘南国際村仮設駐車場
●公共交通機関
逗子方面からバス利用の場合
JR横須賀線・湘南新宿ライン「逗子駅」または京急逗子線「逗子・葉山駅(南口)」より京急バス「湘南国際村センター前」行きにて『湘南国際村つつじが丘』または終点『湘南国際村センター前』下車すぐ
汐入方面からバス利用の場合
京急線「汐入駅」より京急バス「湘南国際村センター前」行きにて『湘南国際村つつじが丘』または終点『湘南国際村センター前』下車すぐ
以下のリンク先から、他のエリアの夕日のビュースポットもご覧ください。