長井海の手公園 ソレイユの丘は、「365日誰もが遊び愉しみ尽くせるエンターテイメントパーク」として、2023年4月にリニューアルオープンしました。
以前のソレイユの丘は、ファミリー層向けの公園というイメージが強かったですが、リニューアル後は、ファミリーはもちろんのこと、カップルや大人だけのグループでもたのしめるエンタメパークに生まれ変わりました。
人気だったお花畑やキャンプなどのアウトドア施設は、大幅にグレードアップしています。本格的なイタリアンレストランや手ぶらでたのしめるバーベキューなどの、地元三浦半島の食材を使ったグルメも充実しています。
リニューアルで新しくできた大型アスレチック施設は高さが15mもあり、屋上は展望台になっています。この展望デッキは、全長約300mのジップラインのスタート地点も兼ねていて、ソレイユの丘の新しいシンボルタワーになっています。
eスポーツやゆるスポーツをたのしめるソレ!スポや、生き物たちとふれ合えるいきものさわっちゃ王国など、お天気や季節を問わずたのしめる屋内施設も充実しています。
もちろん、もともとソレイユの丘のシンボルとして親しまれていた観覧車や動物たちとのふれ合いも、引きつづきたのしめます。
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INDEX
規模も華やかさも大幅Upのフラワーガーデン
ソレイユの丘は、もともと四季折々の花を楽しめる公園でしたが、リニューアルに際して、さらに充実したものになっています。
メインゲートから入ると、まず、季節の花々で立体的に彩られたフラワーディスプレイが出迎えてくれます。その周囲に広がるフラワーガーデンは約2倍に規模が拡大されて、文字通り絶景が広がります。
フラワーガーデンでは、春はネモフィラやシャーレーポピー、夏はヒマワリ、秋はキバナコスモス、冬はナノハナを中心にたのしめます。
※ソレイユの丘の花々は、リニューアルオープンにあわせて満開となるように育てられているため、事前取材時の写真はまだ完全な状態ではないことをご了承ください。
メインゲートの花壇のチューリップ
フラワーガーデンのルピナス
フラワーガーデンのネモフィラ
フラワーガーデンのツマシロヒナギク
園路沿いのナノハナ
ヒマワリ
「長井海の手公園 ソレイユの丘」という公園名に付けられた『ソレイユ』とは、フランス語で「太陽」や「ヒマワリ」を意味する言葉で、ソレイユの丘を象徴する花です。
例年、夏休みシーズンの7月から8月にかけて、フラワーガーデンなど園内各所で、さまざまな品種約10万本が鮮やかに咲きほこります。
コスモス
※リニューアル前の写真です。
園内各所を華やかに彩るフラワーディスプレイ
フラワーガーデンなどのお花畑以外でも、フラワーディスプレイは園内の随所で見られます。園内を華やかに彩るフラワーディスプレイは、フォトスポットとして人気が出そうな場所です。
今回のリニューアルでは、花を通じてさまざまな事業を展開している日比谷花壇が代表企業になっていて、このような魅せるためのこだわりが多く見られます。
日比谷花壇がプロデュースするフォトウェディングも受け付けているそうです。花や緑がいっぱいのソレイユの丘でのフォトセッションは、一生の記念になること間違いないでしょう。
絶景の展望台やジップラインも楽しめるアスレチックタワー
大型アスレチック
ソレイユの丘にできた新たなシンボルタワーは、その内部が大型アスレチックになっています。他の人も同時に利用することによって、わざと揺れるようにつくられているため、スリル満点です!
料金 3,500円(1時間)/ 18歳以上、2,800円(1時間)/ 10歳~17歳
※ハーネス装着、安全講習を含めた時間です
対象年齢 10歳以上 ※身長120cm以上
※その他、営業時間や利用条件等の詳細は、ソレイユの丘公式サイトをご覧ください。
ちびっこアスレチック
大型アスレチックの隣りには、小さなお子さんでもたのしめるちびっこアスレチックがあります。
料金 1,050円(1周)
対象年齢 身長70㎝~130㎝、体重60㎏以下
※その他、営業時間や利用条件等の詳細は、ソレイユの丘公式サイトをご覧ください。
展望デッキ
大型アスレチックの屋上は展望台になっています。高さ15m、およそビル5階分の展望デッキでは、360度の大パノラマが広がっています!相模湾や気象条件が良ければ富士山も一望できます。
眼下のフラワーガーデンが満開の季節は、最高の眺望が見られるでしょう。
料金 無料 ※リニューアル当初は有料でしたが、無料になりました。
ジップライン
大型アスレチックの屋上は、ジップラインのスタート地点にもなっています。
ジップラインはリニューアルによってできた注目のアトラクションの一つです。ボート池の上を駆け抜けて、約300m先の向こう岸まで一気に飛んでいきます。ワイヤーロープは2本あるため、親子やカップルなどで、2人同時に飛び立つこともできます!
料金 1,400円 / 1回
対象年齢 10歳以上 ※体重 30kg~110kg
※その他、営業時間や利用条件等の詳細は、ソレイユの丘公式サイトをご覧ください。
いろいろな動物たちとふれあえるアニマルヴィレッジ
もともとソレイユの丘の魅力の一つだった動物とのふれあいも、アニマルヴィレッジとしてパワーアップしています。
アルパカやヒツジ、カピバラ、カンガルー、ウサギなどのおなじみのメンバーに加えて、リニューアルでは新たにケープペンギンも仲間に加わっています。アルパカやヒツジなどは、餌やり体験もできます。
また、アニマルヴィレッジでは、バードショーなどのイベントも開催されます。
入場料 700円 / 大人 (高校生以上)、350円 / 子供 (4歳~中学生)
※再入場可、ポニー乗馬・餌やり体験は別料金
※その他、営業時間や利用条件等の詳細は、ソレイユの丘公式サイトをご覧ください。
アルパカ
ヒツジ
ケープペンギン
ポニー
新設されたドッグランやペット同伴可能エリア
これまでソレイユの丘へは、盲導犬や介助犬等を除いて、ペット同伴ができませんでした。
リニューアル後のソレイユの丘では、公園の周囲をめぐる散策路を中心に、ペットと同伴できるエリアが設けられました。
また、愛犬向けには、約1,900㎡の開放的なドッグラン・オーシャンドッグパークYOKOSUKAも新たにできました。
ドッグランなどのペット同伴可能エリアは、こちらも新たにできた、第3駐車場周辺を中心に設けられています。
料金 平日 1,200円 / 1頭、800円 / 2頭目から、土日祝日 1,400円 / 1頭、800円 / 2頭目から
※その他、営業時間や利用条件等の詳細は、ソレイユの丘公式サイトをご覧ください。
大型フェスなどのイベントも開催されるグリーンステージ
ソレイユの丘第3駐車場近くに、ドッグランなどとともにできたのが、広大なグリーンステージです。(グリーンステージは犬などのペットの進入は禁止されています)
約6,700㎡の開放感あふれる芝生広場は、普段はフリーキャンプをたのしめる他、イベントや大型フェスの会場としても利用されます。
雨の日でも楽しめる屋内型アミューズメントエリアのソレ!スポ
新しいソレイユの丘には、雨の日でもたのしめる施設ができました。
「ソレ!スポ」と名付けられたこの屋内型アミューズメントエリアでは、今話題のeスポーツや、仮想空間VRでのトランポリン、プロジェクター照射ARでのホッケーゲームなどを体験できます。
その他にも、パラリンピックで脚光を浴びたボッチャやモルックなどの誰でもたのしめるスポーツや、定番のビリヤードやダーツのコーナーなどもあります。
料金 1,050円(1時間)/ 18歳以上、700円(1時間) / 7歳~17歳 ※6歳以下は入場無料です(保護者 (18歳以上/有料) の同伴が必要)
※その他、営業時間や利用条件等の詳細は、ソレイユの丘公式サイトをご覧ください。
体験型脳トレゲーム「Cyber Monjya(サイバーモンジャ)」
eスポーツのPCコーナー
ボッチャコーナー
ビリヤード・ダーツコーナー
昆虫やカメレオンなどとふれ合える いきものさわっちゃ王国
2024年7月からは、ソレ!スポの隣りに、カブトムシやクワガタなどの昆虫などとふれ合い体験や観察ができる、いきものさわっちゃ王国がオープンしました。
カブトムシやクワガタなどの昆虫の他にも、放電によるビリビリ体験ができるデンキナマズや人の角質を食べる習性を利用したツンツン体験ができるドクターフィッシュなどの水の中に生息する生き物もいます。猛毒を持つサソリやタランチュラなどを観察できる、デンジャラスゾーンもあります。(ふれ合い体験はありません)
いきものさわっちゃ王国のいちばんの人気者は、手のひらに乗せられるカメレオンです。動きがとてもゆっくりで、すべての足と尻尾を使って地面に落ちないように必死に手のひらにしがみつく様子が、なんとも愛らしいです。
※生き物とのふれ合い体験には注意事項があります。スタッフの方の説明をよく聞いてからたのしみましょう。
※生き物は季節ごとに入れ替わります。
※生き物の状態によっては、公開が中止されたり、内容が変更となる場合があります。
料金 1,050円 / 1人 ※小学生以下は中学生以上の方の同伴(有料)が必要です。
※その他、営業時間や利用条件等の詳細は、ソレイユの丘公式サイトをご覧ください。
ソレイユの丘ならではのバリエーション豊かな遊具
リニューアル前からソレイユの丘のシンボルの一つだった、三浦半島で唯一の観覧車やメリーゴーランドなどのアミューズメント施設も健在です。
無料でたのしめる大型遊具・ソレイユ☆パイレーツなどの屋外遊具もたくさんあります。
ソレイユ☆パイレーツの隣りには、最近は公園でもめずらしくなった砂場を中心とした、年齢や身体能力にとらわれず自由な発想で遊べる冒険島が新たにできました。
観覧車&メリーゴーランド
ソレイユ☆パイレーツ
冒険島
総合案内所や地域の交流拠点としての機能を持つ長井ベース
新しくなったソレイユの丘は、レジャー施設としてだけではなく、地域の交流拠点となることをめざしています。その中心施設となるのが、アスレチックタワーのすぐ横にある長井ベースです。ソレイユの丘のある地名である「長井」(横須賀市長井)から名付けられています。
この長井ベースは、ソレイユの丘にもともとあった、温室をリノベーションして造られています。
アスレチックやジップラインのベースキャンプ
アスレチックタワーのすぐ横にある長井ベースには、アスレチックやジップライン利用時に便利な、コインロッカーが用意されています。コインロッカーの向かい側にはトイレもあります。
アスレチックやジップライン利用時のベースキャンプのように利用できる施設でもあります。
総合案内所
長井ベースは、落とし物などの総合案内所の機能も持っています。地域の観光情報なども、常駐するコミュニティコンシェルジュが案内してくれます。
展示コーナー
地域の歴史や風土を学べる展示コーナーでは、長井で発見されたナウマンゾウの臼歯(レプリカ)や土器なども展示されています。
園内や相模湾を一望できる 給水塔の丘・みはらしの丘
ソレイユの丘の第2駐車場近くの小高い丘にサイロ風の建物が建っています。給水塔の丘やみはらしの丘などと呼ばれてきたこの場所は、公園本体の敷地からは少し外れたところにありますが、実はソレイユの丘周辺でも最高の眺めがたのしめる場所です。
現在はサイロ風の建物ですが、ソレイユの丘ができる前は給水塔が建っていました。
ソレイユの丘の敷地は、戦後、アメリカ軍に接収され、「長井ハイツ」と呼ばれた米軍家族のための住宅地になっていました。この丘にあった給水塔は、長井ハイツで使われていたものです。
サイロ風の建物の裏手の少し盛り上がった土地は「経塚」と呼ばれていて、戦国時代に戦があった際に経典を埋めた地と伝わる場所です。
また、この経塚は横須賀市の調査で前方後円墳であったことも分かっています。逗子と葉山の間にある丘陵地に長柄桜山古墳群が発見されるまでは、三浦半島の相模湾側で確認された唯一の前方後円墳でした。
いろいろな言い伝えが残る経塚周辺は、この地域一帯が軍事施設となっていた時代にも開発の手を免れて、現在に至っています。
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海に面した絶景スポット The View
ソレイユの丘の海側にはキャンプサイトが広がっていますが、もちろん、海沿いのたのしみ方はアウトドアだけではありません。
相模湾に面した高台にあるソレイユの丘の目の前には、絶景が広がっています。気象条件次第では、富士山はもちろんのこと、伊豆半島や箱根から丹沢の山々まで、相模湾沿いの景色を一望できます。
「The View」と名付けられたこのエリアはボードウォークになっていて、海沿いを気持ちよく散策できます。このThe Viewのボードウォーク周辺はオオシマザクラの並木道になっていますので、春にはお花見もたのしめます。
海へ繋がる散策路から和田長浜海岸へ
海に面したThe Viewから「海へ繋がる散策路」の急な階段を下れば、海に出ることもできます。
ソレイユの丘のすぐ下の岩場は「佃嵐崎」と呼ばれる海岸で、人工的なものではない、自然の岩場や砂浜が広がっているため、ソレイユの丘とはまた違うたのしみ方ができると思います。
海を見て左(南)に進むと、夏には海水浴場が開設される和田長浜海岸があります。
右(北)側には荒崎公園がありますが、海岸沿いは通行に危険な場所がありますので、神奈川県によって整備されているハイキングコース・関東ふれあいの道は、ソレイユの丘のメインゲートを出て左へ向かう、内陸側を通るルートに変更されています。
海へ繋がる散策路の利用時間 3~11月 9:00~18:00、12~2月 9:30~17:00
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