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YOKOSUKA軍港めぐり | 横須賀港の日米の艦船を同時に見られる日本唯一のクルーズ

YOKOSUKA軍港めぐり・汐入桟橋から出航する「シーフレンド7」(撮影日:2021.10.28) モビリティ
YOKOSUKA軍港めぐり・汐入桟橋から出航する「シーフレンド7」(撮影日:2021.10.28)

YOKOSUKA軍港めぐりよこすかぐんこうめぐりは、海上自衛隊米海軍横須賀基地の艦船を間近で同時に見られる、日本で唯一のクルーズです。京急線汐入駅近くの汐入桟橋を出航したクルーズ船は、約45分かけて横須賀本港長浦港を周遊して、再び汐入桟橋に戻ってきます。通常、YOKOSUKA軍港めぐりで使用される「シーフレンド7」にはトイレも付いていますので、安心です。

YOKOSUKA軍港めぐりで見られる、海上自衛隊米海軍横須賀基地の艦船は、日々変化します。
米海軍第7艦隊の原子力空母「ロナルド・レーガン」が入港している日、海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦「いずも」が入港している日、潜水艦が多く入港している日、外国の艦船が入港している日、など、さまざまです。これらが入出港する様子に立ち会えるような、レアな体験ができることもあります。
それらを詳細に生解説してもらえる「案内人」によるガイドも、YOKOSUKA軍港めぐりの大きな特徴です。

YOKOSUKA軍港めぐりはとても人気のクルーズです。しかし、通常使用される「シーフレンド7」は定員250名の小型船のため、とくに休日などは満席かほぼ満席に近い状態です。そのため、できるだけ事前に予約して乗船することをおすすめします(予約時に「案内人」の指定はできません)。

YOKOSUKA軍港めぐり・ヴェルニー公園のバラと「シーフレンド7」(撮影日:2023.04.27)
YOKOSUKA軍港めぐり・ヴェルニー公園のバラと「シーフレンド7」(撮影日:2023.04.27)
YOKOSUKA軍港めぐり・マレーシア海軍のお見送りを受ける「シーフレンド7」(撮影日:2022.11.03)
YOKOSUKA軍港めぐり・マレーシア海軍のお見送りを受ける「シーフレンド7」(撮影日:2022.11.03)
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YOKOSUKA軍港めぐりの主な見どころ

※艦船の入港状況によって、本記事の内容と異なる場合があることをご了承ください。また、状況によって、一部ルートが変更となる場合もあります。

横須賀本港の海上自衛隊の艦船 <主に進行方向左側>

YOKOSUKA軍港めぐりの最初の見どころは、すぐに訪れます。YOKOSUKA軍港めぐりが出航する汐入桟橋横須賀本港の外れに位置しています。そのため、実は出航前にも、遠目から横須賀本港に停泊している海上自衛隊の艦船の一部が見えています。
しかし、YOKOSUKA軍港めぐりでは、これらの艦艇のすぐ近くを通りますので、間近から見ることができます。このとき、海上自衛隊の艦船が見られるのは、進行方向「左手」です。出航直後には、「右手」側に潜水艦を見られることもあります。

YOKOSUKA軍港めぐり・汐入桟橋から出航する「シーフレンド7」(撮影日:2020.10.02)
YOKOSUKA軍港めぐり・汐入桟橋から出航する「シーフレンド7」(撮影日:2020.10.02)
横須賀本港・吉倉桟橋に停泊する海上自衛隊の護衛艦「ちょうかい」と砕氷艦「しらせ」(撮影日:2022.08.10)
横須賀本港・吉倉桟橋に停泊する海上自衛隊の護衛艦「ちょうかい」と砕氷艦「しらせ」(撮影日:2022.08.10)

横須賀本港のアメリカ海軍の艦船 <進行方向右側>

次に進行方向「右手」に見えてくるのが、横須賀本港に停泊しているアメリカ海軍の艦船です。米海軍横須賀基地が一般開放されるのは、通常、年に2回程度ですが、YOKOSUKA軍港めぐりでは毎日間近から艦船を見るチャンスがあります。

横須賀本港に停泊する米海軍第7艦隊の艦艇(撮影日:2022.08.10)
横須賀本港に停泊する米海軍第7艦隊の艦艇(撮影日:2022.08.10)

長浦港の海上自衛隊の艦船

米海軍横須賀基地の港を通り過ぎたYOKOSUKA軍港めぐりのクルーズ船は、一度、横須賀港の沖合に向かいます。しばらくすると再び港の方へ舵を切って、今度は長浦港へと入って行きます。長浦港は、横須賀本港の北側に位置する港で、主に海上自衛隊(田浦地区・船越地区)が使用しています。
長浦港では、海上自衛隊の艦船の他、潜水艦の編隊を見られる場合もあります。

YOKOSUKA軍港めぐり・長浦港に停泊する海上自衛隊の潜水艦と「シーフレンド7」(撮影日:2022.11.03)
YOKOSUKA軍港めぐり・長浦港に停泊する海上自衛隊の潜水艦と「シーフレンド7」(撮影日:2022.11.03)
YOKOSUKA軍港めぐり・長浦港を行く「シーフレンド7」(撮影日:2022.11.03)
YOKOSUKA軍港めぐり・長浦港を行く「シーフレンド7」(撮影日:2022.11.03)

新井掘割水路

YOKOSUKA軍港めぐりのクルーズ船は、長浦港を一周すると、新井掘割水路と呼ばれる、水上の切通しのような水路を通ります。新井掘割水路は、軍港時代に、横須賀本港長浦港の交通の便を良くするために、もともと地続きで海に突き出ていた吾妻山を切り開いて造られた、人工の水路です。

YOKOSUKA軍港めぐり・新井掘割水路より横須賀本港、汐入方面を望む(撮影日:2022.08.10)
YOKOSUKA軍港めぐり・新井掘割水路より横須賀本港、汐入方面を望む(撮影日:2022.08.10)

再び、横須賀本港の日米の艦船 <行きと逆側>

新井掘割水路を通り抜けると、YOKOSUKA軍港めぐりのクルーズ船は、再び横須賀本港に戻ってきます。行きとは反対に、今度は進行方向「左手」にアメリカ海軍の艦船が、「右手」に海上自衛隊の艦船が見えてきます。そのため、クルーズ船の着席位置によって、アメリカ海軍の艦船か海上自衛隊の艦船のどちらか一方しか見えないということはありませんので、ご安心ください。

YOKOSUKA軍港めぐり・汐入桟橋へ帰港する「シーフレンド7」(撮影日:2022.10.29)
YOKOSUKA軍港めぐり・汐入桟橋へ帰港する「シーフレンド7」(撮影日:2022.10.29)
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YOKOSUKA軍港めぐり乗船の流れ

YOKOSUKA軍港めぐり・汐入桟橋に停泊する「シーフレンド7」(撮影日:2022.08.10)
YOKOSUKA軍港めぐり・汐入桟橋に停泊する「シーフレンド7」(撮影日:2022.08.10)

コースカ2階の汐入ターミナルでチケット購入

YOKOSUKA軍港めぐりに乗船するためには、まず、京急線汐入駅近くにある大型ショッピングモール「コースカベイサイドストアーズ」2階にある汐入ターミナルでチケットを購入します。事前予約した場合も、乗船前に汐入ターミナルで料金を支払います。
汐入ターミナルまでは、京急線汐入駅から徒歩約5分ほどですが、「コースカベイサイドストアーズ」の正面入口からは離れていて、迷う恐れもありますので、少なくとも10分はかかると見込んでおいた方が良いでしょう。
コースカベイサイドストアーズ」には大型の駐車場も完備されていますが、混雑時は入庫までに時間を要するのと、駐車場の多くはビルの上層階にありますので移動の時間もかかります。そのため、クルマでアクセスする場合は、より時間に余裕を持って向かうようにしましょう。

汐入桟橋からクルーズ船に乗船

遅くとも出航時間の10分前には、「コースカベイサイドストアーズ」の海側にある汐入桟橋に到着するようにしましょう。
クルーズ船への乗船は出航の5分前から開始されますが、窓際の席や端の席など、条件の良い場所を確保するために、30分以上前から並ぶ人もめずらしくありません。なお、乗船は予約順ではなく、汐入桟橋への先着順です。

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YOKOSUKA軍港めぐり 汐入ターミナル/汐入桟橋へのアクセス

京急線を利用

京急線「汐入駅」より、徒歩約5分

JR横須賀線を利用

JR横須賀線「横須賀駅」より、徒歩約15分

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DATA

営業時間 <汐入ターミナル> 平日 10:00~19:00 土日祝 9:00~19:00
電話番号 046-825-7144(9:00 ~ 17:00)※当日券についてのお問合わせは 046-827-6616
ウェブサイト https://yokosuka-gunko.jp/
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