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ボッケ崎(暮景崎)| 源頼朝の伝説が残る菊名海岸と金田海岸の間の眺望スポット

ボッケ崎(暮景崎)・岩礁(撮影日:2024.09.26) 三浦
ボッケ崎(暮景崎)・岩礁(撮影日:2024.09.26)

ボッケ崎(暮景崎)は、三浦半島・東京湾側南部の金田湾に面した、菊名海岸金田海岸を隔てる小さな岬です。
岬の高台を走る菊名海岸側の道路は三浦海岸方面への景色が素晴らしく、サイクリングで三浦半島を一周している人たちが足を休めて記念撮影している姿をよく見かけます。とくに、武山砲台山三浦富士といった、三浦半島南部を代表する山並みを海越しに一望することができる眺望スポットです。

三浦海岸から剱崎方面に海沿いの道を南下して行くと、急に沿道のお店が減ってさびしくなりますが、ボッケ崎(暮景崎)周辺ではこの景色の良さをいかしたオーシャンビューのカフェなどが数件営業しています。

ボッケ崎(暮景崎)・三浦海岸~武山、砲台山、三浦富士方面を望む(撮影日:2024.09.26)
ボッケ崎(暮景崎)・三浦海岸~武山、砲台山、三浦富士方面を望む(撮影日:2024.09.26)
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三浦海岸の花火大会の穴場観覧スポット

三浦海岸納涼まつり花火大会-08(撮影日:2024.08.07)
三浦海岸納涼まつり花火大会をボッケ崎(暮景崎)より望む(撮影日:2024.08.07)

ボッケ崎(暮景崎)は、例年夏に開催されている「三浦海岸納涼まつり花火大会」観覧の穴場スポットとしても、隠れた人気があります。

打ち上げ場所となる三浦海岸沖からの距離は離れていますので迫力は欠きますが、さえぎるものがなにもありませんので、全体を見渡すことができます。

展望広場のようにはなっていませんが、三浦海岸方面に面した歩道は広めにとられていますので、ここが絶好の花火観覧スポットになります。

ボッケ崎(暮景崎)・岬の上の車道と歩道(撮影日:2024.09.26)
ボッケ崎(暮景崎)・岬の上の車道と歩道(撮影日:2024.09.26)
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源頼朝の伝説が名前の由来の暮景崎

1993年に発行された浜田勘太氏著「南下浦の歴史探訪記」によると、暮景崎(ボッケ崎)という名前の由来は、源頼朝がここから見る景色が素晴らしかったため、日の暮れるのを忘れてしまうほど眺めていたという伝説が残る場所だからだと言います。

源頼朝三崎方面に何度か足を運んでいたことは鎌倉時代の歴史書「吾妻鏡」にも記録が残されていて、「三崎山荘」や「三崎の三御所」などと呼ばれた別荘を設けていたほどでした。

当時の舟では鎌倉から三崎まで日中の時間帯だけで航行するのは難しいと考えられるため、由比ヶ浜森戸三崎暮景崎(ボッケ崎)六浦などと周遊しながら、プチ旅行をたのしんだのかもしれません。

現在も海上保安庁などによる海図では「ボッケ埼」という表記が見られ、この岬名が正式なものとして使用されています。

ボッケ崎(暮景崎)・菊名海岸より望む(撮影日:2024.09.26)
ボッケ崎(暮景崎)・菊名海岸より望む(撮影日:2024.09.26)
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ボッケ崎(暮景崎)周辺の見どころ

菊名海岸方面

金田海岸方面

DATA

住所 三浦市南下浦町金田
アクセス
行き方

京急久里浜線「三浦海岸駅」より京急バス「三崎東岡(剱崎経由)」「剱崎」行きで『高抜』または『役場下』下車、徒歩約5分

駐車場 なし ※菊名海岸沿いの無料駐車スペース(南下浦地区海岸用地)が近い
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