スポンサーリンク

城ヶ島大橋 | 2020年4月に無料開放された三崎漁港のランドマーク

城ヶ島大橋と白秋歌碑(撮影日:2021.01.07) 三浦
城ヶ島大橋と白秋歌碑(撮影日:2021.01.07)
三浦半島日和おすすめ記事

城ヶ島大橋じょうがしまおおはしは、三浦半島の南端に浮かぶ城ヶ島と三浦半島の三崎を結ぶ橋です。城ヶ島へ渡る唯一の橋で、自転車や徒歩での通行も可能です。

三崎マグロの水揚げで有名な三崎漁港を利用する大型の船舶が橋下を通行することを可能にするため、城ヶ島大橋は、橋脚のスパンや海上からの高さが大きく確保されています。
このため、城ヶ島大橋の橋上からの景色は抜群です。季節によりますが、朝日や夕日のビュースポットとしてもオススメです。また、三崎・城ヶ島花火大会の打ち上げ会場を見下ろす場所にありますので、花火の鑑賞にも適しています。
ただし、城ヶ島大橋は駐停車禁止区間(陸上区間は駐車禁止)ですので、路上駐車や極端に速度を落とすなどの危険な走行は絶対におやめください。

最寄りの大きな駐車場は、城ヶ島側の取付道路であるループ橋の内側に、県立城ヶ島公園第2駐車場があります。

見た目も優美で、橋上からの眺望も素晴らしい城ヶ島大橋は、1991年に神奈川県が選定した「かながわの橋100選」に選ばれています。

城ヶ島大橋・通り矢堤防から見た夜景(撮影日:2022.11.22)
城ヶ島大橋・通り矢堤防から見た夜景(撮影日:2022.11.22)
スポンサーリンク

城ヶ島大橋建設の経緯

城ヶ島大橋は、長さが575m、海面からの高さは21m(満潮時)あり、1960年(昭和35年)に完成した当時は東洋一の規模を誇りました。

三浦半島南端の三崎漁港は、そのさらに南側に浮かぶ城ヶ島が天然の防波堤となっているため、古くから遠洋漁業の基地として栄えてきました。しかし、漁業関連用地が不足してきたため、三崎漁港の対岸の城ヶ島を埋め立てて開発することになりました。これが、城ヶ島大橋建設の経緯です。

城ヶ島大橋開通後は、島民の利用はもちろんのこと、当初の予定通り漁業関係の利用や、城ヶ島へ気軽に観光に訪れることができるようになりました。
なお、三崎漁港うらりマルシェからは、城ヶ島大橋開通前までの唯一の交通手段であった渡船も、観光目的で運航されています。

城ヶ島大橋・上部の道路(撮影日:2021.01.07)
城ヶ島大橋・上部の道路(撮影日:2021.01.07)
スポンサーリンク

2020年4月から無料開放

城ヶ島大橋の自動車の通行は、かつては、島民や島内の事業者を除いて有料でしたが、2020年4月1日に無料開放されました。城ヶ島大橋の料金所は橋の三崎寄りにありました。関係車両用の駐車スペースが設けられている場所が、その名残です。

城ヶ島大橋・料金所跡(撮影日:2021.01.07)
城ヶ島大橋・料金所跡(撮影日:2021.01.07)
スポンサーリンク

絶景が広がるビュースポット

城ヶ島大橋より富士山を望む(撮影日:2023.01.20)
城ヶ島大橋より富士山を望む(撮影日:2023.01.20)

城ヶ島大橋のまわりには、高い建物や山などがありませんので、歩いて渡れば絶景をたのしめます。柵が低い箇所がありますので、突風には気をつけてください。富士山の方角は、城ヶ島を正面に見て右側です。

スポンサーリンク

城ヶ島大橋から見る春のダイヤモンド富士

城ヶ島大橋・春のダイヤモンド富士(撮影日:2023.05.02)
城ヶ島大橋・春のダイヤモンド富士(撮影日:2023.05.02)

城ヶ島大橋では、春は三浦半島を南下してくるダイヤモンド富士を最終盤(最後は翌日の城ヶ島)に、夏は北上していくダイヤモンド富士を序盤(初日は前日の城ヶ島)に、見られます。
眼下まで海が迫る場所で、高い位置から見られるというロケーションは、城ヶ島大橋ならではです。

ダイヤモンド富士のとき以外でも、たとえ富士山が雲に隠れて見えなくても、眼下に大海原が広がる城ヶ島大橋から見る夕日は、いつでも絶景です。

城ヶ島大橋から見た城ヶ島に沈む夕日(ろうそく城ヶ島灯台)(撮影日:2023.10.21)
城ヶ島大橋から見た城ヶ島に沈む夕日(ろうそく城ヶ島灯台)(撮影日:2023.10.21)
スポンサーリンク

城ヶ島の見どころ

県立城ヶ島公園
三浦半島最南端に位置する城ヶ島。神奈川県立城ヶ島公園は、その東半分を占める、風光明媚な公園です。県立城ヶ島公園からは、太平洋越しに、房総半島、伊豆大島、伊豆半島、富士山と、大パノラマが広がってい...
安房埼灯台&安房崎
安房埼灯台あわさきとうだいは、県立城ヶ島公園内にあり、城ヶ島の東端に建つ灯台です。周辺は安房崎と呼ばれている岬で、東京湾(太平洋)を挟んで向かい側にある、房総半島南端の、かつての安房国を...
白秋碑苑(遊ヶ崎)&白秋記念館
明治後期から昭和前期に活躍した詩人・北原白秋は、三崎に滞在中、代表作の一つである「城ヶ島の雨」を創作しました。城ヶ島北岸の遊ヶ崎には、「城ヶ島の雨」の歌碑が建っています。また、歌碑のすぐ近くには白秋...
馬の背洞門(赤羽根崎)
馬の背洞門は、城ヶ島南岸の赤羽根崎にある海蝕洞穴です。太平洋に面した城ヶ島の荒々しい地形のなかでも際立つ奇岩であり、また美しさも感じられます。「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」(改訂第3版)で...
赤羽根海岸
赤羽根海岸は、城ヶ島の南東に位置する海岸です。海食崖かいしょくがい(波や風によって浸食してできた海岸沿いの崖)が海岸を囲うように迫っているのが特徴です。島を横断しているハイキングコースからは外れてい...
城ヶ島灯台・城ヶ島灯台公園&長津呂崎
城ヶ島灯台は、日本の西洋式灯台としては5番目に、1870年(明治3年)に初点灯しました。観音埼灯台と同様、江戸幕府からの依頼を受けたフランス人技師ヴェルニーが部下である灯台技師ルイ・フェリックス・フ...
灘ヶ崎・梶ノ浜
灘ヶ崎は、三浦半島最南端に浮かぶ城ヶ島の北西に鋭く突き出た、荒々しい岩場が続く岬です。すぐ南側の長津呂崎とともに、釣りスポットとして人気があります。また、灘ヶ崎北側の梶ノ浜は、水深が浅めのため、初心...
スポンサーリンク

城ヶ島関連の特集

三浦半島ドライブで走りたい道
【2024 No.1】特集 | 横須賀&三浦 朝日の定番スポット
三浦の夕日スポット4選
城ヶ島の海岸&海浜公園

DATA

住所 三浦市晴海町、三崎町城ヶ島
アクセス
行き方

●三崎側
京急久里浜線「三崎口駅」より京急バス「城ヶ島」行き『城ヶ島大橋』下車

●城ヶ島側
京急久里浜線「三崎口駅」より京急バス「城ヶ島」行き『白秋碑前』下車

駐車場 城ヶ島側に県立城ヶ島公園第2駐車場あり
営業時間

原則24時間通行可能

料金

通行無料

電話番号 046-882-1235(神奈川県 東部漁港事務所)
ウェブサイト https://www.pref.kanagawa.jp/docs/pj3/cnt/f896/p8980.html
※このページに掲載している内容は、予告なく変更となっている場合があることをご了承ください。

error: 申し訳ありません。コピーはできません。
タイトルとURLをコピーしました