スポンサーリンク

2024初夏の鎌倉 あじさいの名所13選 | あじさい寺など定番&穴場スポット

【2024 No.10】特集 | 鎌倉あじさいの名所 四季

鎌倉のあじさいの名所は、やはり、お寺や神社に多くあります。その中でも定番と言えるのが、明月院めいげついん長谷寺はせでらでしょう。ともに、例年、あじさいの開花のピークを迎える時期には、境内に長蛇の列ができます。
この明月院長谷寺と並んで、鎌倉を代表する「あじさい寺」として親しまれてきたのが成就院じょうじゅいんです。参道工事を経て数十株からの再出発となりましたが、由比ヶ浜を借景とした成就院のあじさいの参道は、今も昔も、鎌倉を代表するあじさいの名所です。

お寺や神社のイメージが強い鎌倉のあじさいですが、一条恵観山荘いちじょうえかんさんそう北鎌倉古民家ミュージアム源氏山公園稲村ケ崎いなむらがさき公園などはそれぞれ鎌倉らしさを感じられる穴場のあじさいスポットです。他のあじさいの定番スポットよりは、混雑を避けて楽しむことができます。
また、御霊神社(権五郎神社)の周辺を中心に江ノ電の線路沿いにはあじさいが多く植栽されていますので、江ノ電の車内からあじさいを鑑賞するのも、鎌倉らしいあじさいの楽しみ方と言えます。

例年、鎌倉のあじさいの見ごろは6月上旬~中旬ごろです。2024年は、ツツジなどの春に見ごろを迎える花の開花は例年どおりか若干早めでしたので、あじさいの見ごろも同じような傾向となることが見込まれます。

マップは、スマートフォンやタブレットでは二本指で操作できます。

  • 本特集の情報は、開花状況のご案内を除いて、2024年6月26日現在の情報になります。
  • 各スポットごとの詳細ページでは、すべての写真に撮影日を掲載していますので、見ごろ時期の目安として参考にしてください。また、アクセス方法や地図、お問合わせ先などの詳細な情報もご覧いただけます。
  • 本特集は、2023年までのあじさいの開花状況をもとに制作しています。あじさいの生育状況は、年によって大きく差がある場合があります。
  • 当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
スポンサーリンク

明月院(あじさい寺)

鎌倉あじさいの名所は数多くありますが、別名「あじさい寺」と呼ばれるほど、明月院あじさいは人気があります。その理由の一つが、「明月院ブルー」と呼ばれる、独特の深みを持つ青色のあじさいにあります。これが谷戸の奥に建つ禅寺の風情とあいまって、鎌倉らしい「あじさいの寺」として、親しまれています。
明月院あじさいの定番スポットは、山門前の参道の石段ですが、その他の境内の多くの場所で見ることができます。「明月院ブルー」を落ちついて鑑賞したい場合は、山門前の参道は避けて、並行する小路などへ迂回したほうが良いです。

明月院は、毎年、見ごろ時期には開門前から行列ができる鎌倉イチのあじさいの人気スポットです。ですが、拝観時期を後ろにずらし過ぎてしまうと、いっせいに刈り取られてしまいますので、注意が必要です。

●住所
鎌倉市山ノ内189

●拝観料
大人(高校生以上)500円
子ども(小中学生)300円
※本堂後庭園(6月上旬と12月上旬のみ公開)は拝観料とは別途500円必要

●駐車場
なし

●公共交通機関
北鎌倉駅から徒歩の場合
JR横須賀線・湘南新宿ライン「北鎌倉駅」より徒歩約10分
鎌倉駅からバス利用の場合
JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅」より、江ノ電バス「大船駅」行き、「上大岡駅」行き、「本郷台駅」行きで『明月院』下車徒歩約5分
天園ハイキングコースを経由する場合
天園ハイキングコース明月院方面入口から徒歩約5分

明月院・山門前の参道で彩づく「明月院ブルー」(撮影日:2023.06.30)
明月院・山門前の参道で彩づく「明月院ブルー」
明月院・開山堂前に咲く「明月院ブルー」(撮影日:2023.06.30)
明月院・開山堂前に咲く「明月院ブルー」

主な紫陽花の種類
アジサイ(ホンアジサイ)【かながわの花の名所100選】
ガクアジサイ

周辺の見どころ
東慶寺
浄智寺

スポンサーリンク

長谷寺(長谷観音)

2024年の長谷寺のあじさい鑑賞について

2024年の長谷寺あじさい路は、5分咲き(2024年は6月1日(土曜日)から)~見頃終了まで、拝観券の他に「あじさい路入場券」が必要になります。

大人 拝観料400円+あじさい鑑賞券500円 合計900円
小中学生 拝観料200円+あじさい鑑賞券500円 合計700円

長谷寺の拝観券とあじさい鑑賞券のセットは、日時指定で事前購入することもできます。詳しくは長谷寺公式サイトをご覧ください。

長谷寺も、明月院と並ぶ、鎌倉を代表する「あじさい寺」として知られています。境内の傾斜地に設けられたあじさい路眺望散策路)は、由比ヶ浜への眺望とあじさいを同時に楽しめるため人気があります。開花のピーク時は、渋滞してなかなか前へ進めないほどです。
長谷寺では、あじさい路の他にも、山門の近くや見晴台の周辺など、いろいろな場所であじさいを見ることができます。あじさい路以外の場所では鉢植えが中心になってしまいますが、混雑を避けたい場合は、あえてあじさい路を外したほうが、限られた時間でいろいろな種類のあじさいを楽しむことができます。
長谷寺あじさいの特徴として、「長谷 四片」「長谷の祈り」「長谷の潮騒」「かまくら」など、長谷寺で命名された新種のあじさいの種類の多さにあります。例年これらは、見晴台の周辺の鉢植えなどで見られます。

●住所
鎌倉市長谷3-11-2

●拝観料
大人400円
小学生200円
※「観音ミュージアム」の入館は別料金。
※あじさいの季節にあじさい路に入る場合は別途「あじさい鑑賞券」500円)の購入が必要。

●駐車場
あり(有料)

●公共交通機関
徒歩の場合
江ノ電「長谷駅」より徒歩約5分
バス利用の場合
JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅(東口)」より、江ノ電バス「藤沢駅南口(富士見ヶ丘経由)」、「七里ヶ浜」行きなど、京急バス「鎌倉山」行き、「大船駅東口(ルミネ下)」行きなどの、いずれも「大仏方面」行きで、『長谷観音』下車徒歩約3分

長谷寺・良縁地蔵(撮影日:2021.05.28)
長谷寺・あじさい路の良縁地蔵
長谷寺・見晴台横のアジサイの鉢植え(撮影日:2021.05.28)
長谷寺・見晴台横の長谷寺オリジナル紫陽花の鉢植え

主な紫陽花の種類
アジサイ(ホンアジサイ)
ヤマアジサイ
ガクアジサイ
※長谷寺オリジナルの紫陽花が多数あり

周辺の見どころ
鎌倉大仏殿高徳院
鎌倉文学館 ※休館中
由比ヶ浜海岸

スポンサーリンク

光則寺

光則寺こうそくじは、長谷寺の一つ隣りの谷戸に位置するお寺です。毎年、あじさいの季節は、長谷寺へ向かう参道は大混雑していますが、そんなときでも一本隣りの光則寺の参道はそこまで混雑していません。
光則寺あじさいの多くは、もともと小ぶりのヤマアジサイを、鉢植えでそのまま展示しているものが多いです。そのため、ボリュームはありませんが、控えめなのも古刹らしい雰囲気と言えます。
その中で、唯一目立っているのが清澄沢(キヨスミサワアジサイ)です。光則寺は日蓮ゆかりの寺院ですが、清澄沢は日蓮が出家得度した清澄寺がある千葉県の清澄山原産のあじさいです。

●住所
鎌倉市長谷3-9-7

●拝観料
大人(高校生以上)100円
小・中学生 無料

●駐車場
なし(近隣に有料駐車場あり)

●公共交通機関
徒歩の場合
江ノ電「長谷駅」より徒歩約7分
バス利用の場合
JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅(東口)」より、江ノ電バス「藤沢駅南口(富士見ヶ丘経由)」、「七里ヶ浜」行きなど、京急バス「鎌倉山」行き、「大船駅東口(ルミネ下)」行きなどの、いずれも「大仏方面」行きで、『長谷観音』下車徒歩約5分

光則寺・清澄沢(キヨスミサワアジサイ)(撮影日:2022.06.01)
光則寺

主な紫陽花の種類
ヤマアジサイ

スポンサーリンク

一条恵観山荘

一条恵観山荘は、後陽成天皇の第九皇子で、関白・摂政を二度務めた江戸時代前期の公卿、一条恵観いちじょうえかん(一条昭良)の山荘だった建築物です。元は京都の賀茂の里山にありましたが、1959年(昭和34年)に鎌倉に移築されました。
一条恵観山荘紅葉の名所として定着しつつありますが、あじさいの名所でもあります。花手水が紫陽花仕様になる他、鉢植えのあじさいを中心に、庭園や散策の小径を鮮やかに彩ります。
一条恵観山荘では、お寺や神社のあじさいとは一味も二味も違う、遊び心のあるあじさいを楽しめます。

●住所
鎌倉市浄明寺5-1-10

●入園料
おとな・こども 500円(税込)
※未就学児の方は入園できません
建物見学 1,500円(入園料含)
※特定日のみ開催

●駐車場
なし(近隣に有料駐車場あり)

●公共交通機関
JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅(東口)」より、京急バス「鎌倉霊園正面前太刀洗」行き、「金沢八景駅」行き、「ハイランド」行きで『浄明寺』下車徒歩約2分
または、JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅(東口)」より徒歩約30分

一条恵観山荘・初夏の花手水コレクション(撮影日:2022.06.01)
一条恵観山荘・初夏の花手水コレクション
一条恵観山荘・「かふぇ楊梅亭」前を流れる小川沿いのアナベル(撮影日:2023.06.27)
一条恵観山荘・「かふぇ楊梅亭」前を流れる小川沿いのアナベル

主な紫陽花の種類
ヤマアジサイ
アジサイ(ホンアジサイ)
アナベル

周辺の見どころ
浄妙寺
報国寺

スポンサーリンク

鎌倉宮(大塔宮)

後醍醐天皇の皇子・護良親王(もりながしんのう/もりよししんのう)を祀る鎌倉宮(大塔宮)では、神苑を中心にあじさいを見ることができます。
神苑は、鎌倉宮の本殿の背後にひろがる、鎌倉宮の鎮守の杜のような場所です。この神苑の散策路沿いに、ヤマアジサイホンアジサイが植栽されています。
鎌倉幕府の倒幕に貢献した護良親王でしたが、建武の新政以降、後醍醐天皇が重用する足利尊氏との対立が激化し、失脚してしまいます。最期は、かつて、現在の鎌倉宮神苑がある場所にあった東光寺の土牢に幽閉され、謀殺されてしまいました。

●住所
鎌倉市二階堂154

●拝観料(神苑、土牢、宝物殿を自由に参拝可能)
中学生以上 300円
小学生 150円
※神苑、土牢、宝物殿以外の参拝は無料

●駐車場
あり

●公共交通機関
JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅(東口)」より、京急バス「鎌倉宮(大塔宮) 」行きで終点下車
または、JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅(東口)」より徒歩約25分

鎌倉宮(大塔宮)・神苑のヤマアジサイ-1(撮影日:2022.06.01)
鎌倉宮(大塔宮)

主な紫陽花の種類
ヤマアジサイ
アジサイ(ホンアジサイ)

周辺の見どころ
荏柄天神社
永福寺跡

北鎌倉古民家ミュージアム

北鎌倉古民家ミュージアムは、北鎌倉駅の駅近、円覚寺のお隣りにある、再生した古民家を利用した美術館です。
毎回趣向をこらした展覧会はもちろんのこと、築100年以上の3棟の建物を合体・再生した古民家自体も、見どころの一つです。
北鎌倉古民家ミュージアムの展覧会は、基本的には毎回異なるテーマで開催されていますが、毎年初夏は「あじさいの小径とあじさい展」の開催が定番化しています。
あじさいの小径とあじさい展」では、中庭の小路沿いや建物の周囲があじさいで彩られます。鉢植えのヤマアジサイを中心に、100種類以上のあじさいを鑑賞できます。
北鎌倉古民家ミュージアムの前の通りは、北鎌倉駅から、鎌倉でも1、2を争うあじさいの名所明月院に続く道のため、毎年初夏は人通りの絶えることがありませんが、ここは素通りしてしまう方が多いです。
北鎌倉古民家ミュージアムは、寺社のあじさいとは一味違う、古民家ミュージアムならではのあじさいをたのしめる穴場スポットとしてもオススメです。

●住所
鎌倉市山ノ内392−1

●入場料
※入館料は、展覧会により異なります。
例)2024年の「あじさいの小径」は、大人600円、中高生400円、小学生300円予定。

●駐車場
なし(近隣に有料駐車場あり)

●公共交通機関
北鎌倉駅から徒歩の場合
JR横須賀線・湘南新宿ライン「北鎌倉駅」より徒歩約2分
鎌倉駅からバス利用の場合
JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅(東口)」より、江ノ電バス「大船駅」行き、「上大岡駅」行き、「本郷台駅」行きで『北鎌倉駅』下車徒歩約3分

北鎌倉古民家ミュージアム・あじさいの小径(展覧会「あじさいの小径とあじさい展」)(撮影日:2023.06.30)
北鎌倉古民家ミュージアム

主な紫陽花の種類
ヤマアジサイ
アジサイ(ホンアジサイ)

周辺の見どころ
円覚寺

長寿寺&亀ヶ谷坂切通し

長寿寺足利尊氏の菩提寺の一つで、足利尊氏のお墓があります。北鎌倉・山ノ内の、亀ヶ谷坂切通しの入口に建っています。
普段は非公開ですが、近年は春と秋に曜日限定(金・土・日曜・祝日)で公開されています。そのため、その由緒のわりには知名度は高くなく、まわりのお寺ほど混雑しません。
長寿寺あじさいは、ボリュームがあるわけではありませんが、竹林や枯山水庭園とセットで楽しめます。
長寿寺の境内の横を走る亀ヶ谷坂切通しでも、ちょうど長寿寺に隣接した北鎌倉・山ノ内側の入口付近であじさいを見られます。長寿寺と反対側の壁面一面がびっしりとガクアジサイで覆われます。
長寿寺亀ヶ谷坂切通しも、あじさい激戦区の多い鎌倉では、穴場スポットと言えます。

●住所
鎌倉市山ノ内1503

●拝観料
300円
※季節曜日限定公開(2023年春季は4月・5月・6月の金・土・日曜・祝日)

●駐車場
なし(近隣に有料駐車場あり)

●公共交通機関
JR横須賀線・湘南新宿ライン「北鎌倉駅」より、徒歩約10分、または江ノ電バス「鎌倉駅」行きで『上町』下車、徒歩約1分
もしくは、JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅(東口)」より、江ノ電バス「大船駅」行き、「上大岡駅」行き、「本郷台駅」行きで『上町』下車、徒歩約1分、または徒歩約35分

長寿寺・紫陽花と竹林(撮影日:2022.06.10)
長寿寺
亀ヶ谷坂・北鎌倉側(山ノ内)のあじさい-1(撮影日:2022.06.10)
亀ヶ谷坂

主な紫陽花の種類
アジサイ(ホンアジサイ)
ヤマアジサイ
ガクアジサイ

周辺の見どころ
建長寺
円応寺(えんま様の寺)

源氏山公園&葛原岡神社

鎌倉を代表する桜の名所として知られる源氏山公園とその一角に鎮座する葛原岡神社ですが、あじさいを目的に訪れる観光客はそれほど多くありません。
しかし、源氏山公園の園内各所や葛原岡神社の境内には、あじさい鑑賞を目的としてもじゅうぶん楽しめるだけの量も質もそそっているため、鎌倉のあじさいスポットのなかでは穴場と言えます。
その理由の一つに、交通アクセスがあまりよくないという理由も考えられますが、北鎌倉浄智寺)方面と長谷大仏切通)方面を結ぶ葛原岡・大仏ハイキングコースとあわせて楽しむのもおすすすめです。

●住所
鎌倉市扇ガ谷4-649-1(源氏山公園の情報。以下同様)

●入園料
無料

●駐車場
なし

●公共交通機関
徒歩の場合
JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅(西口)」より、市役所通り・「銭洗弁天」前経由で、徒歩約25分
JR横須賀線・湘南新宿ライン「北鎌倉駅」より、葛原岡・大仏ハイキングコース経由で、徒歩約40分
※徒歩はこれ以外にも「仮粧坂(化粧坂)」経由や「寿福寺」経由など複数ルートあり
バス利用の場合(大船駅から)
JR各線・湘南モノレール「大船駅(東口)」より、京急バス「桔梗山」行きで、『源氏山入口』下車徒歩約7分
※「鎌倉駅」からのバス利用は、途中1区間のみ(『鎌倉市役所前』~『法務局前』)の利用となり、徒歩区間が多くなるため、おすすめしません。「鎌倉駅」から徒歩以外でアクセスしたい場合は、タクシーの利用をおすすめします。

源氏山公園・葛原岡神社前のこもれび広場で咲くあじさい(撮影日:2024.06.14)
源氏山公園

主な紫陽花の種類
アジサイ(ホンアジサイ)
ヤマアジサイ
ガクアジサイ

周辺の見どころ
海蔵寺
寿福寺

佐助稲荷神社

佐助稲荷神社無数の鳥居が建ち並ぶ参道沿いにはあじさいが植栽されています。鳥居赤いのぼりに隠れて気づきにくいですが、拝殿の前まで登って振り返ると、そのあじさいの多さに驚くかもしれません。
源頼朝を征夷大将軍(鎌倉殿)にまでおし上げることになった伝説の地「かくれ里」に鎮座する佐助稲荷神社のあじさいも、鎌倉屈指のあじさいの穴場スポットと言えます。
朱色の鳥居やのぼりと、あじさいの青や紫色のコントラストも美しく、初夏の佐助稲荷神社でしか見られない光景です。

●住所
鎌倉市佐助2-22-12

●拝観料
無料(志納)

●駐車場
なし

●公共交通機関
JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅(西口)」より、徒歩約25分

佐助稲荷神社・拝殿前より参道沿いのあじさいを望む(撮影日:2024.06.14)
佐助稲荷神社

主な紫陽花の種類
アジサイ(ホンアジサイ)

見どころ
銭洗弁財天宇賀福神社

御霊神社(権五郎神社)

御霊神社(権五郎神社)は、境内の目の前を江ノ電が走るロケーションが特徴的な神社です。
御霊神社の境内各所であじさいを楽しめる他、御霊神社周辺の江ノ電の線路沿いにはあじさいが多く植栽されていることから、江ノ電の車内からあじさいを鑑賞するのも鎌倉らしい楽しみ方です。

2021年までは境内の前の江ノ電の線路沿いにあじさいが植栽されていましたが、2022年から境内の中に移動しました。※御霊神社の境内の中は、撮影禁止になっています。

●住所
鎌倉市坂ノ下4-9

●拝観料
参拝のみは無料
<収蔵庫>
大人100円
小中高生50円

●駐車場
なし

●公共交通機関
江ノ電「長谷駅」より徒歩約5分

御霊神社(権五郎神社)・境内前のアジサイと江ノ電(撮影日:2023.05.31)
御霊神社(権五郎神社)・境内前のアジサイと江ノ電

主な紫陽花の種類
アジサイ(ホンアジサイ)

極楽寺

江ノ電・極楽寺駅のすぐ近くに建つ極楽寺では、山門の前であじさいを見ることができます。極楽寺の山門は茅葺屋根の風情あるもので、あじさいの鮮やかな色をより一層際立たせてくれます。

●住所
鎌倉市極楽寺3-6-7

●拝観料
無料(志納)

●駐車場
なし

●公共交通機関
江ノ電「極楽寺駅」より徒歩約2分

極楽寺・山門前のアジサイ(撮影日:2021.05.28)
極楽寺

主な紫陽花の種類
アジサイ(ホンアジサイ)

稲村ケ崎公園(鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区)

稲村ケ崎公園(鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区)は、江の島富士山など、相模湾方面の眺望が素晴らしい公園です。
多くの人たちは目の前が海に面した広場から眺望を楽しんでいますが、公園の上へと階段を登って行くと、展望広場があり、ここが稲村ケ崎公園の一番のビュースポットです。
稲村ケ崎公園あじさいは、海に面した側の広場でも見られますが、展望広場もオススメです。

●住所
鎌倉市稲村ガ崎1

●入園料
無料

●駐車場
なし(近隣に有料駐車場あり)
※近隣の比較的大きな駐車場は、神奈川県道路公社稲村が崎駐車場、坂ノ下駐車場、七⾥ガ浜海岸駐⾞場などがあります(いずれも有料)

●公共交通機関
江ノ電「稲村ヶ崎駅」より徒歩約5分

稲村ケ崎公園(鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区)・展望広場のアジサイ(撮影日:2021.06.23)
稲村ケ崎公園(鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区)

主な紫陽花の種類
アジサイ(ホンアジサイ)

周辺の見どころ
七里ヶ浜海岸

成就院

成就院は、かつては鎌倉有数の「あじさい寺」として親しまれていましたが、現在ではあじさいは数十株まで減少しています。
極楽寺坂切通に沿って、山門の左右にある参道沿いには、以前はたくさんのあじさいが植栽されていました。しかし、2015年からはじまった参道の全面改修工事を機に、参道のあじさい262株が東日本大震災で津波の被害にあった宮城県南三陸町に寄贈されました。代わりに、改修後の成就院の参道には、宮城県の県花であるハギが植えられています。
成就院あじさいは、以前より数は減っていますが、初夏の参道を彩ってくれています。はじめは50株ほどからの再出発でしたが、徐々に花の勢いも増してきているようです。
それに、成就院あじさいの見どころは、なんと言っても由比ヶ浜の海を借景にした景観で、ボリュームが小さくなっても、鎌倉を代表するあじさいの鑑賞スポットであることに変わりません。

鎌倉の他のあじさいの名所も、決して歴史が古いわけではなく、ここまで人気が出るようになったのは平成以降のことです。
成就院のように、こうして新陳代謝をくり返してこれたからこそ、飽きられることなく、今も鎌倉の人気は継続しているのでしょう。

●住所
鎌倉市極楽寺1-1-5

●拝観料
無料(志納)

●駐車場
なし

●公共交通機関
江ノ電「極楽寺駅」より徒歩約3分
江ノ電「長谷駅」より徒歩約6分

成就院・極楽寺坂に面した参道沿いのあじさいの植栽(撮影日:2024.06.20)
成就院

主な紫陽花の種類
アジサイ(ホンアジサイ)【かながわの花の名所100選】
ガクアジサイ

周辺の見どころ
極楽寺坂切通

以下のリンク先から、他のエリアの【あじさいの名所】もご覧ください。

【2024 No.10】特集 | 逗子葉山あじさいの名所
【2024 No.10】特集 | 横須賀三浦あじさいの名所
【2024 No.10】特集 | 横浜金沢あじさいの名所

error: 申し訳ありません。コピーはできません。
タイトルとURLをコピーしました