スポンサーリンク

金沢動物園 | オカピら世界の希少草食動物を中心に飼育する動物園の見どころ紹介

金沢動物園・オセアニア区-オオカンガルーを遠方から望む(撮影日:2024.11.29) 横浜
金沢動物園・オセアニア区-オオカンガルーを遠方から望む(撮影日:2024.11.29)

金沢自然公園の見どころ

金沢動物園は、三浦丘陵北部の、横浜市最大級の面積をほこる金沢自然公園内にある、世界の希少草食動物を中心に飼育している動物園です。
園内では、動物の生息地別に、アメリカ区・ユーラシア区・オセアニア区・アフリカ区の4大陸に分けて、展示されています。

金沢動物園では、日本では2か所でしか見ることができないオカピ(2024年12月現在)などの希少動物が見られる他、オオカンガルーのウォークスルー展示など、動物をより身近に感じられるように展示方法を工夫されているのが特徴です。

この記事では、それぞれのエリアごとに、金沢動物園の見どころと魅力を、動物園の歴史もまじえながら紹介します。
金沢動物園のすべての動物を紹介しているわけではありません。また、動物たちや動物園の都合で、展示が中止される場合もあります。

スポンサーリンク

アメリカ区

金沢動物園・アメリカ区-ヨコハマ・トーテムポール「シーアイア」(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・アメリカ区-ヨコハマ・トーテムポール「シーアイア」(撮影日:2024.11.29)

アメリカ区は、1982年(昭和57年)の動物園開園と同時に公開が開始された、金沢動物園でもっとも古いエリアです。(野毛山動物園の分園として開園)
ベアードバクが見られるのは、日本国内では金沢動物園だけです。

アメリカ区でおすすめの動物は、傾斜地を利用した大きな岩山で飼育されている、オオツノヒツジです。オオツノヒツジ金沢動物園の開園当初から飼育されている3種のうちの1種で、金沢動物園のシンボルマークにも使われています。動物の種類が増えた現在でも、金沢動物園を代表する動物の1種と言えます。
オオツノヒツジは、岩山の下から見てもダイナミックですし、岩山の上からも餌を食べる姿などを見ることができます。

また、アメリカ区とその周辺は、金沢動物園の中でもっとも紅葉が美しいエリアでもあります。

オオツノヒツジ

金沢動物園・アメリカ区-オオツノヒツジ(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・アメリカ区-オオツノヒツジ(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・アメリカ区-岩山の頂に立つオオツノヒツジ(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・アメリカ区-岩山の頂に立つオオツノヒツジ(撮影日:2024.11.29)

カピバラ

金沢動物園・アメリカ区-湯浴み中のカピバラ(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・アメリカ区-湯浴み中のカピバラ(撮影日:2024.11.29)

マーラ

金沢動物園・アメリカ区-マーラ(撮影日:2024.12.05)
金沢動物園・アメリカ区-マーラ(撮影日:2024.12.05)

ベアードバク

金沢動物園・アメリカ区-ベアードバク(撮影日:2024.12.05)
金沢動物園・アメリカ区-ベアードバク(撮影日:2024.12.05)

アメリカ休憩所

金沢動物園・アメリカ休憩所(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・アメリカ休憩所(撮影日:2024.11.29)
スポンサーリンク

ユーラシア区

ユーラシア区は、アメリカ区の次に公開が開始されたエリアで、日本を含むユーラシア大陸の動物が展示されています。日本代表の動物としては、ニホンカモシカホンシュウジカタンチョウが飼育されています。

多くの動物園がそうであるように、金沢動物園でもインドゾウは人気者です。ボン(オス)は1976年生まれ、ヨーコ(メス)は1978年生まれで、ユーラシア区が完成した1985年(昭和60年)に、横浜市とムンバイ市の姉妹都市締結20年を記念してインドから来園しました。

インドゾウ

金沢動物園・ユーラシア区-インドゾウ(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・ユーラシア区-インドゾウ-ボン(左)とヨーコ(右)(撮影日:2024.11.29)

インドサイ

金沢動物園・ユーラシア区-インドサイ(撮影日:2024.12.05)
金沢動物園・ユーラシア区-インドサイ(撮影日:2024.12.05)

ニホンカモシカ

金沢動物園・ユーラシア区-ニホンカモシカ(撮影日:2024.12.05)
金沢動物園・ユーラシア区-ニホンカモシカ(撮影日:2024.12.05)

スーチョワンバーラル

金沢動物園・ユーラシア区-スーチョワンバーラル(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・ユーラシア区-スーチョワンバーラル(撮影日:2024.11.29)

シロテテナガザル

金沢動物園・ユーラシア区-シロテテナガザル(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・ユーラシア区-シロテテナガザル(撮影日:2024.11.29)

ホンシュウジカ

金沢動物園・ユーラシア区-ホンシュウジカ(撮影日:2024.12.05)
金沢動物園・ユーラシア区-ホンシュウジカ(撮影日:2024.12.05)

タンチョウ

金沢動物園・ユーラシア区-タンチョウ(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・ユーラシア区-タンチョウ(撮影日:2024.11.29)

ユーラシア休憩棟

金沢動物園・ユーラシア休憩棟(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・ユーラシア休憩棟(撮影日:2024.11.29)
スポンサーリンク

オセアニア区

金沢動物園・オセアニア区-オオカンガルーのウォークスルー展示(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・オセアニア区-オオカンガルーのウォークスルー展示(撮影日:2024.11.29)

オセアニア区では、コアラが人気者です。金沢動物園コアラは、1986年(昭和61年)にオーストラリア・クイーンズランド州から2頭のオスが寄贈されたのがはじまりです。

そんなオセアニア区コアラと並んで人気者なのが、オオカンガルーです。オオカンガルーが飼育されているエリアはウォークスルー形式になっていて、動物たちのすぐ側まで近づいて見学することができる、体験型の展示になっています(ウォークスルー展示は時間帯限定)。
オオカンガルーのウォークスルー展示は、金沢動物園に来たなら必ず訪れたい場所の一つです。

意外と見落としがちな穴場なのは、青色に輝くキレイな羽根を持つ、アオバネワライカワセミです。アオバネワライカワセミは、オセアニア休憩所の室内から見ることができます。

オオカンガルー

金沢動物園・オセアニア区-ウォークスルー展示のオオカンガルー(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・オセアニア区-ウォークスルー展示のオオカンガルー(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・オセアニア区-間近で見られるウォークスルー展示のオオカンガルー(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・オセアニア区-間近で見られるウォークスルー展示のオオカンガルー(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・オセアニア区-隔てられた作越しに見つめ合うメスとオス(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・オセアニア区-隔てられた作越しに見つめ合うメスとオス(撮影日:2024.11.29)

アオバネワライカワセミ

金沢動物園・オセアニア区-アオバネワライカワセミ(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・オセアニア区-アオバネワライカワセミ(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・オセアニア区-アオバネワライカワセミの横顔(撮影日:2024.12.05)
金沢動物園・オセアニア区-アオバネワライカワセミの横顔(撮影日:2024.12.05)

オセアニア休憩所

金沢動物園・オセアニア休憩所(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・オセアニア休憩所(撮影日:2024.11.29)
スポンサーリンク

アフリカ区

アフリカ区は、1988年(昭和63年)に金沢動物園でいちばん最後に公開が開始されたエリアです。

アフリカ区の人気者は、なんといっても、オカピです。2024年12月現在、日本でオカピが飼育されているのは、よこはま動物園ズーラシア(4頭)と金沢動物園(1頭)の5頭だけです。
キラキラと輝くような瞳と縞模様が特徴のオカピは、シマウマに似ていますが、キリン科に分類されている動物です。オカピの展示のすぐ近くでは、キリンも飼育されています。

オカピ

金沢動物園・アフリカ区-お食事中のオカピ(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・アフリカ区-お食事中のオカピ(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・アフリカ区-オカピ(撮影日:2024.12.05)
金沢動物園・アフリカ区-オカピの後ろ姿(撮影日:2024.12.05)

キリン

金沢動物園・アフリカ区-キリン(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・アフリカ区-キリン(撮影日:2024.11.29)

アラビアオリックス

金沢動物園・アフリカ区-アラビアオリックス(撮影日:2024.12.05)
金沢動物園・アフリカ区-アラビアオリックス(撮影日:2024.12.05)

ヒガシクロサイ

金沢動物園・アフリカ区-お昼寝中のヒガシクロサイ(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・アフリカ区-お昼寝中のヒガシクロサイ(撮影日:2024.11.29)

モモイロペリカン

金沢動物園・アフリカ区-モモイロペリカン(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・アフリカ区-モモイロペリカン(撮影日:2024.11.29)
スポンサーリンク

その他の金沢動物園の見どころ

ほのぼの広場

金沢動物園・ほのぼの広場(撮影日:2024.12.05)
金沢動物園・ほのぼの広場(撮影日:2024.12.05)

アメリカ区に隣接したほのぼの広場では、ヤギヒツジといった、いわゆる「家畜」と呼ばれているような、身近な動物が暮らしています。

金沢動物園・ほのぼの広場-ヤギ(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・ほのぼの広場-ヤギ(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・ほのぼの広場-ヒツジ(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・ほのぼの広場-ヒツジ(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・ほのぼの広場-ポニー(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・ほのぼの広場-ポニー(撮影日:2024.11.29)

身近ないきもの館

身近ないきもの館では、昆虫魚類両生は虫類などの、小動物が展示されています。身近ないきもの館は、動物園入口なかよしトンネルをくぐった先の、わくわく広場アメリカ区の間の林の中にあります。

金沢動物園・身近ないきもの館(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・身近ないきもの館(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・身近ないきもの館(内部)(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・身近ないきもの館(内部)(撮影日:2024.11.29)

わくわく広場

金沢動物園・わくわく広場(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・わくわく広場(撮影日:2024.11.29)
スポンサーリンク

金沢動物園の眺望スポット

金沢自然公園の中でも標高が高いエリアにある金沢動物園は、眺望も優れています。三浦半島の東京湾側に開けている金沢動物園では、同じ金沢区の八景島シーパラダイスや横須賀北部の港湾から、房総半島まで見渡すことができます。

しいの木山展望台

しいの木山展望台は、動物園入口なかよしトンネルの上に位置するビュースポットです。

金沢動物園・しいの木山展望台(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・しいの木山展望台(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・しいの木山展望台より釜利谷の街並みを望む(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・しいの木山展望台より釜利谷の街並みを望む(撮影日:2024.11.29)

清戸橋

清戸橋は、夏山口からはるか頭上に見上げるような場所に架かる橋です。ここからも、東京湾方面の眺望が優れています。

金沢動物園・清戸橋(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・清戸橋(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・清戸橋より夏山口、釜利谷の街並みを望む(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・清戸橋より夏山口、釜利谷の街並みを望む(撮影日:2024.11.29)

ユーラシア区

ユーラシア区は、金沢動物園のなかでももっとも標高が高いエリアにあります。時おり、動物たちの展示とは園路を挟んで反対側に目を向けてみるのもおすすめです。

金沢動物園・ユーラシア区よりメタセコイア並木と東京湾を望む(アップ)(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・ユーラシア区よりメタセコイア並木と東京湾を望む(アップ)(撮影日:2024.11.29)

金沢動物園へのアクセス方法

金沢自然公園の中にある金沢動物園は、傾斜地にある公園内でも上のほうにあります。

動物園入口に一番近い金沢自然公園の入口は、夏山口です。夏山口へは、京急線「金沢文庫駅(西口)」より京急バス「野村住宅センター」行きで「夏山坂上」下車徒歩約2分ほどです。

笹下釜利谷道路沿いの正面口からは、にこにこゲートまでコアラバス(無料のシャトルバス、平日・土曜日は約15分おき、日曜日・祝日は約7~8分おきに運行)が運行されていますので、これを利用すると便利です。

また、土日祝日には、京急線「金沢文庫駅(西口)」から金沢動物園入口の目の前までの、直行バスも運行されています。

金沢自然公園までのアクセス方法や金沢自然公園についての詳細は、以下の記事もご覧ください。

金沢動物園入口(なかよしトンネル)

金沢動物園・入口(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・入口(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・入口の券売所となかよしトンネル入口(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・入口の券売所となかよしトンネル入口(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・なかよしトンネル内部で出迎えてくれる動物の人形(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・なかよしトンネル内部で出迎えてくれる動物の人形(撮影日:2024.11.29)

円海山ゲート

金沢動物園は、鎌倉の天園ハイキングコースから金沢文庫駅近くまで続く六国峠ハイキングコースの途中から入園することもできます。
緑豊かな自然と動物をあわせて満喫できるのも、金沢動物園の魅力の一つです。

金沢動物園・入口(円海山ゲート)(撮影日:2024.11.29)
金沢動物園・入口(円海山ゲート)(撮影日:2024.11.29)

金沢動物園・金沢自然公園関連の特集記事

【2024 No.12】特集 | 晩秋の横浜金沢・紅葉&黄葉
【2024 No.4】特集 | 三浦半島梅の名所
【2024 No.6】特集 | 横浜金沢桜の名所
【2024 No.10】特集 | 横浜金沢あじさいの名所

DATA

住所 横浜市金沢区釜利谷東5-15-1
アクセス
行き方

●「金沢動物園」行き急行バス【土日祝日のみ運行】
京急線「金沢文庫駅(西口)」より京急バス「金沢動物園」行きで終点下車

●金沢自然公園・夏山口(金沢動物園の入口ゲート近く)経由
夏山口まで、京急線「金沢文庫駅(西口)」より京急バス「野村住宅センター」行きで「夏山坂上」下車、徒歩約2分
夏山口から動物園入口まで、徒歩約6分

●金沢自然公園・正面口(公園の一番下、コアラバス発着場近く)、にこにこプラザ経由
正面口まで、京急線「金沢文庫駅(西口)」より京急バス「能見台車庫前」行き、「京急富岡駅」行き、「横浜氷取沢高校」行き、「洋光台駅前」行きで、『市民の森入口』下車徒歩約1分
正面口からにこにこプラザまで無料シャトルバス「コアラバス」を利用して、にこにこプラザから動物園入口まで、徒歩約10分

駐車場 あり
営業時間

9:30~16:30(入園は16:00まで)
※金沢自然公園は9:00~17:00、ののはな館は9:30~16:30

休業日 金沢動物園・ののはな館は、5月、10月を除く毎週月曜日(祝日の場合は翌日休園)、12月29日~1月1日が休園日 ※金沢自然公園は年中無休
料金

金沢動物園は、大人500円、高校生300円、小・中学生200円
※金沢自然公園は入園無料

電話番号 045-783-9100
ウェブサイト https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/kanazawa/
※このページに掲載している内容は、予告なく変更となっている場合があることをご了承ください。
※地図は、右上のレイヤーボタンから、「オープンストリートマップ」「地理院地図」「Google マップ」に切り替えられます。大まかな場所を知りたい場合は「Google マップ」、目的地付近の詳細な道路地図を調べたい場合は「オープンストリートマップ」または「地理院地図」を選択すると分かりやすいです。左上の縮尺ボタンとあわせてご活用ください。
error: 申し訳ありません。コピーはできません。
タイトルとURLをコピーしました