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2025早春の三浦半島 玉縄桜お花見スポット3+1選 | 若宮大路・甘縄神明神社・瀬戸神社

【2025 No.5】特集 | 三浦半島玉縄桜の名所 四季

玉縄桜たまなわざくら鎌倉日比谷花壇大船フラワーセンター神奈川県立大船フラワーセンター)原産の早咲きの桜です。ソメイヨシノとよく似ているため間違われることも少なくありませんが、ソメイヨシノの開花より1か月~半月ほど早い、2月下旬~3月中旬に見ごろを迎えます。

玉縄桜は、1969年(昭和44年)に大船フラワーセンターで、ソメイヨシノオオカンザクラの自然交配により生まれた品種です。玉縄桜という名前は、大船フラワーセンター周辺の古くからの地名に由来します。

鎌倉生まれの桜というだけあって、玉縄桜は、大船を中心に、鎌倉市域で広まっていきました。鎌倉を象徴する場所の一つである鶴岡八幡宮周辺でも見られるなど、鎌倉市内であれば、玉縄桜はそれほどめずらしい存在ではありません。
偶然ではありますが、この特集記事で紹介する玉縄桜のお花見スポットは、すべて、原産地である大船フラワーセンターの最寄り駅・大船駅からバス一本で直接アクセスすることができる場所になります。大船フラワーセンターの玉縄桜とその兄弟姉妹たちを、あわせてめぐってみるのも良いかもしれませんね。

季節の花の開花状況は InstagramX で配信中!!

  • 本特集の情報は、開花状況を除いて、2025年1月1日現在の情報になります。
  • 各スポットごとの詳細ページでは、すべての写真に撮影日を掲載していますので、見ごろ時期の目安として参考にしてください。
  • 感染症対策等の理由で、人数制限や休止となる可能性もありますので、最新の情報は公式サイトや現地の案内にしたがってください。
  • 当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。

マップは、スマートフォンやタブレットでは二本指で操作できます。

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鶴岡八幡宮・若宮大路

鶴岡八幡宮・若宮大路の桜と言えば、車道の中央を貫く参道・段葛の桜並木が有名です。この段葛の桜並木にはソメイヨシノが植えられています。
玉縄桜は、これより鎌倉駅側の、車道両側の歩道沿いで見ることができます。段葛の桜並木ほど木の本数は多くありませんが、玉縄桜目当ての見物客は多くありませんので、ソメイヨシノより落ち着いて鑑賞できます。
玉縄桜の写真を撮るのなら、観光客の流れが多い鶴岡八幡宮方面とは反対側の、鎌倉郵便局前あたりのほうが良いでしょう。

●住所
鎌倉市小町

●料金
無料

●駐車場
あり(近隣にコインパーキングあり)

●公共交通機関
若宮大路・二の鳥居付近まで
鎌倉駅から
JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅(東口)」より、徒歩約2分
大船駅から
JR各線・湘南モノレール「大船駅(東口交通広場)」より、江ノ電バス「常楽寺・建長寺経由 鎌倉駅」行きで、『若宮大路』下車

若宮大路の玉縄桜(二の鳥居前)(撮影日:2024.03.04)
若宮大路の玉縄桜(二の鳥居前)

周辺の見どころ
大巧寺(おんめさま)
本覚寺

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甘縄神明神社

甘縄神明神社あまなわしんめいじんじゃは、奈良時代に行基が草創したと伝わる、鎌倉市最古の神社で、長谷の鎮守です。
甘縄神明神社の玉縄桜は、社殿に上がる石段の両脇に植えられています。普段はそれほど参拝客が多い神社ではありませんので、玉縄桜の穴場スポットでもあります。
鎌倉の花の寺として有名な長谷寺(長谷観音)からほど近い場所にありますので、同じころに見ごろを迎える長谷寺の梅甘縄神明神社の玉縄桜をあわせてめぐるのもおすすめです。

●住所
鎌倉市長谷1-12-1

●拝観料
無料(志納)

●駐車場
あり(近隣にコインパーキングあり)

●公共交通機関
徒歩の場合
江ノ電「長谷駅」より徒歩約6分、「由比ヶ浜駅」より徒歩約7分
バス利用の場合
JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅(東口)」より、江ノ電バス「藤沢駅南口(富士見ヶ丘経由)」、「七里ヶ浜」行きなど、京急バス「鎌倉山」行き、「大船駅東口(ルミネ下)」行きなどの、いずれも「大仏方面」行きで、『海岸通り』下車徒歩約3分
または、JR各線・湘南モノレール「大船駅(東口交通広場)」より、江ノ電バス「深沢・大仏経由 鎌倉駅」行きで、『海岸通り』下車

甘縄神明神社・拝殿下の玉縄桜(撮影日:2024.02.20)
甘縄神明神社・拝殿下の玉縄桜

周辺の見どころ
長谷寺(長谷観音)
光則寺
鎌倉大仏殿高徳院

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瀬戸神社

瀬戸神社せと じんじゃは、鎌倉幕府初代将軍(鎌倉殿)・源頼朝があつく崇敬していた三嶋明神を勧請して創建された神社です。国道16号を挟んだ反対側の海に面した場所には、頼朝の妻・北条政子が創建した琵琶島神社も建っています。
瀬戸神社の花といえばあじさいが有名ですが、玉縄桜はそのあじさいが咲く祈りの花神苑に植えられています。
鎌倉の歴史や文化の影響を受けてきた横浜金沢で、こうして現代も鎌倉原産の桜がたのしめるというのは、決して偶然ではないのでしょう。

●住所
横浜市金沢区瀬戸18-14

●拝観料
無料(志納)

●駐車場
車祓のスペースのみ(近隣にコインパーキングあり)

●公共交通機関
京急線・金沢シーサイドライン「金沢八景駅」より徒歩約2分
または、JR各線・湘南モノレール「大船駅(東口)」より、神奈川中央交通バス『金沢八景駅』行きで終点下車、徒歩約2分

瀬戸神社・玉縄桜(撮影日:2024.02.29)
瀬戸神社・玉縄桜

周辺の見どころ
金沢八景権現山公園
平潟湾プロムナード
龍華寺

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【番外編】大船フラワーセンター

この特集記事の主役である玉縄桜発祥の地・日比谷花壇大船フラワーセンター(神奈川県立大船フラワーセンター)は、当サイトで紹介しているエリアの外になります。そのため、詳細なスポットページは用意していませんが、紹介しないわけにはいきませんので最後に触れさせてください。
大船フラワーセンターには、原産地というだけあって、「玉縄桜広場」という、玉縄桜に特化した広場があります。玉縄桜を心ゆくまでたのしみたいという方には、最高の場所です。そのような玉縄桜の定番スポットにも関わらず、観光地エリアにあるわけではないということもあり、満開になる季節でもそれほどお花見に訪れる人は多くありません。
また、大船フラワーセンターでは、玉縄桜の原木も保全・公開されています。入口からいちばん遠い園内の隅の方にありますので、玉縄桜広場よりさらに見物客は少ないですが、貴重な木ですので、必見です!(2024年は3月初旬に満開を迎えました)

●住所
鎌倉市岡本1018

●入園料
20歳以上(学生以外) 400円
学生、20歳未満 200円
高校生、65歳以上 150円
中学生以下・障がい者 無料

●駐車場
あり

●公共交通機関
JR各線・湘南モノレール「大船駅」徒歩約20分
または、神奈川中央交通バス「渡内経由藤沢駅」行き、または「公会堂前経由城廻中村」行きで「岡本」下車、徒歩約3分

日比谷花壇大船フラワーセンター・玉縄桜(原木)(撮影日:2024.03.04)
日比谷花壇大船フラワーセンター・玉縄桜(原木)

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