2003年10月に、当時3館目の神奈川県立美術館として開館しました。
日本で最初の公立近代美術館である神奈川県立近代美術館 鎌倉館の2016年の一般公開終了にともない、神奈川県立近代美術館のメインの美術館となっています。
年間4~6回の展覧会を開催しています。
レストラン、ミュージアムショップ、地下1階の美術図書室などの一部施設は、観覧料なしで利用することができます。
相模湾の一色海岸に面していて、美術館の外も最高のロケーションです。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、神奈川県立近代美術館葉山館は2021年1月12日(火曜日)から事前予約された方に限り入館可能でしたが、10月26日(火曜日)から通常開館しています。
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レストラン「オランジュ・ブルー」

相模湾を一望できるオーシャンビューのレストラン「オランジュ・ブルー」では、地元の魚介や野菜などを使った料理を食べることができます。
レストラン「オランジュ・ブルー」は入館料なしで利用することができます。
神奈川県立美術館の歴史

1951年(昭和26年)11月、神奈川県立美術館は、日本で最初の公立近代美術館として鎌倉の鶴岡八幡宮の境内に開館しました。
敗戦間もない困難な時代に、文化の復興をめざすために誕生しました。
1984年(昭和59年)には、北鎌倉方面に歩いて5分ほどの場所に鎌倉別館が開館しました。元からある美術館は本館という扱いになります。
2003年(平成15年)、葉山町に葉山館が開館しました。本館は鎌倉館と呼ばれるようになります。
2016年(平成28年)3月、鶴岡八幡宮との土地貸借契約が満了にともない鎌倉館は閉館し、現在の葉山館と鎌倉別館の二館体制になりました。
鎌倉館の建物は、モダニズム建築の巨匠であるル・コルビュジエに学んだ坂倉準三の設計によるものです。DOCOMOMO(近代建築の記録と保存を目的とする国際学術組織)によって日本の近代建築20選に選出されるなど、美術館自体が美術品と言えるような名建築です。
この建物は、耐震補強工事などを経て、鎌倉文華館鶴岡ミュージアムとして再出発しています。

神奈川県立近代美術館葉山館周辺の見どころ
北側の森戸海岸方面




南側の一色海岸方面




