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浄光明寺 | 土紋を用いた最も鎌倉らしい仏像の一つがある赤橋流北条氏や足利氏ゆかりの名刹

鎌倉の仏像特有の「土紋」が用いられた阿弥陀三尊像や「網引地蔵」と呼ばれる石造地蔵菩薩坐像

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鎌倉三十三観音霊場第25番の千手観世音菩薩

浄光明寺・観音堂(撮影日:2023.05.11)
浄光明寺・観音堂(撮影日:2023.05.11)

浄光明寺鎌倉三十三観音霊場第25番の札所になっています。札所本尊の千手観世音菩薩は、阿弥陀堂の後方に建つ観音堂に安置されています。

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浄光明寺やぐら群

浄光明寺・仏殿裏の石仏や石塔(撮影日:2023.05.11)
浄光明寺・阿弥陀堂裏の石仏や石塔(撮影日:2023.05.11)

浄光明寺阿弥陀堂観音堂のまわりの山すそには、たくさんのやぐら(中世の横穴式の墳墓または供養の場)があり、それぞれに所狭しと石仏や石塔が安置されています。大伴神主家墓所も、これらの浄光明寺やぐら群の中に含まれています。

やぐらはこの上の石造地蔵菩薩坐像網引地蔵)がある平場の周辺にもあって、浄光明寺の裏山の山すそに複層的に築かれたことが分かります。

浄光明寺・観音堂裏のやぐら-1(撮影日:2023.05.11)
浄光明寺・観音堂裏のやぐら-1(撮影日:2023.05.11)
浄光明寺・観音堂裏のやぐら-2(撮影日:2023.05.11)
浄光明寺・観音堂裏のやぐら-2(撮影日:2023.05.11)
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鎌倉石の石切り場跡

浄光明寺・鎌倉石の採石跡と見られる崖(撮影日:2023.05.11)
浄光明寺・鎌倉石の採石跡と見られる崖(撮影日:2023.05.11)

浄光明寺の辺りでは、鎌倉石を採石していたようで、やぐら群のある辺りの崖には、石切り場の跡と考えられる、人工的に切り立った崖も見られます。この切り立った崖では、露呈した地層を観察することもできます。
鎌倉にやぐらが多くできた理由として平地が少なかったことがよく挙げられますが、比較的柔らかく加工がしやすい鎌倉石に覆われていたことも理由の一つなのでしょう。

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浄光明寺の鎮守「泉ヶ谷稲荷」

浄光明寺・稲荷社(撮影日:2023.05.11)
浄光明寺・稲荷社(泉ヶ谷稲荷)(撮影日:2023.05.11)

浄光明寺境内には、この場所の谷戸「泉ヶ谷」にちなんで通称「泉ヶ谷稲荷」と呼ばれる、稲荷社が祀られています。例年2月上旬には例祭が行われています。

泉ヶ谷稲荷へは、山門から境内に入った先からは行くことができません。山門から一度出て、山門の前の道を直進して、突き当りを左へ少し行った先をさらに左折して、まわりこむようにしてたどり着きます。

浄光明寺・稲荷社の入口(撮影日:2023.05.11)
浄光明寺・稲荷社の入口(撮影日:2023.05.11)
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浄光明寺で春から初夏に見られる花

浄光明寺・不動堂前のキショウブ(撮影日:2023.05.11)
浄光明寺・不動堂前のキショウブ(撮影日:2023.05.11)
浄光明寺・不動堂前のサツキ(撮影日:2023.05.11)
浄光明寺・不動堂前のサツキ(撮影日:2023.05.11)

晩秋の浄光明寺の紅葉

浄光明寺・山門前の紅葉(撮影日:2021.12.03)
浄光明寺・山門前の紅葉(撮影日:2021.12.03)

浄光明寺では、山門の前や、不動堂鐘楼周辺などで、モミジやイチョウの紅葉・黄葉を見られます。
浄光明寺の紅葉の見ごろ時期は、例年、鎌倉の平均的な見ごろ時期と同じで、11月下旬から12月上旬です。

浄光明寺・客殿横の紅葉(撮影日:2021.12.03)
浄光明寺・客殿横の紅葉(撮影日:2021.12.03)
浄光明寺・不動堂前の紅葉(撮影日:2021.12.03)
浄光明寺・不動堂前の紅葉(撮影日:2021.12.03)
浄光明寺・鐘楼とイチョウ(撮影日:2021.12.03)
浄光明寺・鐘楼とイチョウ(撮影日:2021.12.03)
浄光明寺・鐘楼横のイチョウ(撮影日:2021.12.03)
浄光明寺・鐘楼横のイチョウ(撮影日:2021.12.03)

以下のリンク先からその他の【鎌倉の紅葉おすすめスポット】の情報もご覧ください

【2023 No.11】特集 | 晩秋の鎌倉・モミジ&カエデの紅葉
【2023 No.11】特集 | 晩秋の鎌倉・イチョウの黄葉

浄光明寺周辺の見どころ

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鎌倉の仏像特有の「土紋」が用いられた阿弥陀三尊像や「網引地蔵」と呼ばれる石造地蔵菩薩坐像

DATA

住所 鎌倉市扇ガ谷2-12-1
アクセス
行き方

JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅(西口)」より、徒歩約15分

駐車場 あり
営業時間

9:00~16:30

<収蔵庫・山上拝観>
木曜日・土曜日・日曜日・祝日の10:00~12:00、13:00~16:00。
※雨天と多湿の日、および8月は、拝観中止。

料金

<拝観料(収蔵庫・山上)>
大人300円、小・中学生100円
※本尊・阿弥陀三尊像などが安置されている収蔵庫や阿弥陀堂の拝観、冷泉為相の墓所などがある山上への参拝は、拝観料が必要。

電話番号 0467-22-1359
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