スポンサーリンク

北鎌倉古民家ミュージアム(旧鎌倉古陶美術館)| 紫陽花の穴場スポットでもある駅近美術館

北鎌倉古民家ミュージアム(撮影日:2020.12.16) 鎌倉
北鎌倉古民家ミュージアム(撮影日:2020.12.16)

北鎌倉古民家ミュージアムは、北鎌倉駅の駅近、円覚寺のお隣りにある、再生した古民家を利用した美術館です。
毎回趣向をこらした展覧会はもちろんのこと、築100年以上の3棟の建物を合体・再生した古民家自体も、見どころの一つです。

北鎌倉古民家ミュージアムは、以前は鎌倉古陶美術館として営業していましたが、現在は和のアートや地元・鎌倉関連など幅広いテーマの展覧会が開かれています。(展示替えのための休館期間があります)
古民家内に併設されている売店では、展覧会に関連したグッズの購入もできます。

北鎌倉古民家ミュージアム・1階通路と徳川家第16代当主徳川家達氏による「温故知新」の書(撮影日:2023.06.30)
北鎌倉古民家ミュージアム・1階通路と徳川家第16代当主徳川家達氏による「温故知新」の書(撮影日:2023.06.30)
スポンサーリンク

築100年以上の3棟の古民家を合体・再生

北鎌倉古民家ミュージアム・1階の企画展スペース-1(撮影日:2023.06.30)
北鎌倉古民家ミュージアム・1階の企画展スペース-1(撮影日:2023.06.30)

北鎌倉古民家ミュージアムの建物は、福井県にあった古民家板倉(板材の壁で作られた倉)と、横浜市磯子区にあった古い料亭の計3棟を移築して、合体・再生したものです。横浜市磯子区の建物も、元は別の場所にあったものを移築したものです。

それぞれの建物は築年などの詳細は不明なものの、概ね江戸後期から明治初期の建築とのことですので、ゆうに築100年は超えているということになります。古民家の収集と準備・移築再生には、10年以上を費やしたと言います。

北鎌倉古民家ミュージアム・1階の企画展スペース-2(撮影日:2023.06.30)
北鎌倉古民家ミュージアム・1階の企画展スペース-2(撮影日:2023.06.30)
北鎌倉古民家ミュージアム・2階の企画展スペース(撮影日:2023.06.30)
北鎌倉古民家ミュージアム・2階の企画展スペース(撮影日:2023.06.30)
スポンサーリンク

豪雪地帯の建物特有の太い立派な柱や梁

北鎌倉古民家ミュージアム・梁と柱(撮影日:2023.06.30)
北鎌倉古民家ミュージアム・梁と柱(撮影日:2023.06.30)

古民家内部では、豪雪地帯の古い建物特有の太い立派な柱が見られます。
こちらも古民家特有の、むき出しの梁も見ごたえがあります。梁は、2階からもよく観察できます。

北鎌倉古民家ミュージアム・2階より梁を望む(撮影日:2023.06.30)
北鎌倉古民家ミュージアム・2階より梁を望む(撮影日:2023.06.30)
スポンサーリンク

毎年人気の「あじさいの小径とあじさい展」

北鎌倉古民家ミュージアム・あじさいの小径(展覧会「あじさいの小径とあじさい展」)(撮影日:2023.06.30)
北鎌倉古民家ミュージアム・あじさいの小径(展覧会「あじさいの小径とあじさい展」)(撮影日:2023.06.30)

北鎌倉古民家ミュージアムの展覧会は、基本的には毎回異なるテーマで開催されていますが、毎年初夏は「あじさいの小径とあじさい展」の開催が定番化しています。

あじさいの小径とあじさい展」では、中庭の小路沿いや建物の周囲があじさいで彩られます。鉢植えのヤマアジサイを中心に、100種類以上のあじさいを鑑賞できます。また、古民家内でもあじさいをモチーフにした美術品が展示されるため、一般的なあじさいの名所とは違ったたのしみ方をできます。

北鎌倉古民家ミュージアムの前の通りは、北鎌倉駅から、あじさい寺として知られ、鎌倉でも1、2を争うあじさいの名所明月院に続く道のため、毎年初夏は人通りの絶えることがありませんが、ここは素通りしてしまう方が多いです。
北鎌倉古民家ミュージアムは、寺社のあじさいとは一味違う、古民家ミュージアムならではのあじさいをたのしめる穴場スポットとしてもオススメです。

北鎌倉古民家ミュージアム・あじさいの小径(展覧会「あじさいの小径とあじさい展」)(アップ)(撮影日:2023.06.30)
北鎌倉古民家ミュージアム・あじさいの小径(展覧会「あじさいの小径とあじさい展」)(アップ)(撮影日:2023.06.30)

▼その他の鎌倉のあじさいの名所はこちら▼

【2024 No.10】特集 | 鎌倉あじさいの名所
スポンサーリンク

北鎌倉古民家ミュージアム周辺の見どころ

円覚寺
円覚寺えんがくじは、1282年(弘安5年)に、鎌倉幕府第8代執権・北条時宗によって創建された寺院です。禅を広めて、災いや戦乱をしずめ国の平安をまもることと、元寇(蒙古襲来)による殉死者を敵味方の...
東慶寺
北鎌倉・山ノ内にある東慶寺とうけいじは、女性のための縁切寺だったことで知られ、かつては男子禁制の尼寺でした。封建的な時代にあっては、女性の味方である、とても貴重な存在だったことに間違いないでしょ...
浄智寺
浄智寺じょうちじは、鎌倉幕府第5代執権・北条時頼の三男・宗政の菩提を弔うために創建された、臨済宗円覚寺派の寺院です。最盛期には七堂伽藍を備えた大寺院で、建長寺、円覚寺、寿福寺(壽福寺)に次ぐ、鎌...
明月院(あじさい寺)
明月院めいげついんは北鎌倉を代表する花の寺として知られていて、とくに、6月には約2,500株のアジサイが境内を埋めつくすことから「あじさい寺」「紫陽花寺」という愛称で親しまれています。また、明月...
建長寺
建長寺けんちょうじは、1253年(建長5年)に、鎌倉幕府第5代執権・北条時頼ほうじょう ときよりによって創建された、鎌倉で最古の禅宗専門の寺院です。臨済宗建長寺派の大本山で、鎌倉五山の第一位に列...

DATA

住所 鎌倉市山ノ内392−1
アクセス
行き方

●北鎌倉駅から徒歩の場合
JR横須賀線・湘南新宿ライン「北鎌倉駅」より徒歩約2分

●鎌倉駅からバス利用の場合
JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅(東口)」より、江ノ電バス「大船駅」行き、「上大岡駅」行き、「本郷台駅」行きで『北鎌倉駅』下車徒歩約3分

駐車場 なし
営業時間

※開館時間・休館日は、展覧会により異なります。
例)2023年の「あじさいの小径とあじさい展」は、開館時間が9:00~18:00で、会期中休みなし。

料金

※入館料は、展覧会により異なります。
例)2024年の「あじさいの小径」は、大人600円、中高生400円、小学生300円予定。

電話番号 0467-25-5641
ウェブサイト https://www.kominka-museum.com/
※このページに掲載している内容は、予告なく変更となっている場合があることをご了承ください。
※地図は、右上のレイヤーボタンから、「オープンストリートマップ」「地理院地図」「Google マップ」に切り替えられます。大まかな場所を知りたい場合は「Google マップ」、目的地付近の詳細な道路地図を調べたい場合は「オープンストリートマップ」または「地理院地図」を選択すると分かりやすいです。左上の縮尺ボタンとあわせてご活用ください。
error: 申し訳ありません。コピーはできません。
タイトルとURLをコピーしました