森戸海岸は葉山で一番広い砂浜を持つ海岸で、夏の海水浴シーズンは多くの人で賑わいます。オシャレな海の家も建ち並び、ファミリーから大人のカップルまで幅広い層がたのしめます。
夏以外の季節でも、SUPやシュノーケリング、ウィンドサーフィンなど、思い思いのたのしみ方をしている人たちが見られます。
森戸海岸の南側には、源頼朝ゆかりの森戸大明神(森戸神社)の杜があり、森戸川にかかる「みそぎ橋」を渡ってお参りに行くことができます。
森戸海岸の辺りから見た夕暮れの景色は、「森戸の夕照」として「かながわの景勝50選」の一つに選ばれています。
サンセットやマジックアワーをたのしめる時間帯こそ、森戸海岸のゴールデンタイムです。
森戸海岸の周辺
森戸大明神(森戸神社) 葉山マリーナ 葉山港
諏訪町下海岸・三ヶ浦海岸 真名瀬海岸 一色海岸
INDEX
頼朝も遊んだ 葉山の総鎮守・森戸大明神のすぐ隣のビーチ
海の家やビーチ周辺のお店にリゾート感があることも葉山らしさと言えますが、やはり、長年に渡って葉山の総鎮守として親しまれている森戸大明神(森戸神社)の存在感は大きなものです。
夏の森戸海岸がたくさんの海水浴客で賑わっているときでも、すぐ隣りの森戸大明神は厳かな雰囲気に包まれています。
砂浜にいても、「カラン、コロン」と、ときどき参拝の鈴の音が聞こえてくるのは、森戸海岸ならではと言えます。
森戸大明神は源頼朝が創建した神社で、頼朝もたびたび森戸(杜戸)の海に遊びに来ていたことが、鎌倉時代の歴史書「吾妻鏡」にも記録されています。当時は鎌倉の由比ヶ浜から舟で乗りつけて、笠懸などの武事を催した他、お祓いなどの神事も行われていました。
森戸海岸は夕日やマジックアワーをゆったり眺められる名所
目の前に葉山灯台(裕次郎灯台)や赤い鳥居が目印の名島(菜島)、江の島などを望む森戸海岸は、相模湾に沈んでいく夕日が美しいことで知られています。富士山も、朝早くか、夕暮れ時に見られることが多いです。
夕日が落ちた後も、しばらくは、空の表情の移り変わりは見ていて飽きません。
サンセットやマジックアワーをたのしまずに帰るということは、森戸海岸の魅力の半分を知らずに帰るということに等しいと言っても過言ではありません。
以下のリンク先から、他の夕日のビュースポットもご覧ください。
磯遊びを楽しむなら お隣りへ
諏訪町下海岸・三ヶ浦海岸
森戸海岸を北上して葉山マリーナのほうに砂浜を歩いていくと、そのまま諏訪町下海岸・三ヶ浦海岸につながっています。諏訪町下海岸・三ヶ浦海岸では、森戸海岸ではできない磯遊びをたのしむことができたり、古くからの漁村の雰囲気が残っていたり、お隣り同士の海岸でも雰囲気がすいぶん違います。
森戸大明神(森戸神社)裏の磯
森戸海岸の隣りの森戸大明神(森戸神社)境内裏にも磯が広がっています。森戸大明神の周辺は、通年でバーベキューの禁止エリアになっています。神聖な場所のため、森戸海岸以上にマナーに気をつけましょう。