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佐助稲荷神社 | 無数の朱色の鳥居と白狐が並び源頼朝に夢で挙兵を促した神様を祀る

佐助稲荷神社・参道沿いに並ぶ無数の朱色の鳥居(撮影日:2022.01.27) 鎌倉
佐助稲荷神社・参道沿いに並ぶ無数の朱色の鳥居(撮影日:2022.01.27)

佐助稲荷神社さすけいなりじんじゃは、伊豆に流されていた源頼朝の夢枕に老翁の姿で現われて、平家討伐の挙兵を促した神様「かくれ里の稲荷」が祀られています。

参道に並ぶ無数の朱色の鳥居と、境内のいたるところに安置されている白狐は、とても神秘的な、鎌倉を代表する映えスポットでもあります。

主祭神宇迦御魂命うかのみたまのみこと
大己貴命おおなむちのみこと
佐田彦命さるたひこのみこと
大宮女命おおみやひめのみこと
事代主命ことしろぬしのみこと
社格等
創建1190~1199年(建久元年~10年)

佐助稲荷神社があるあたりの地名は今でも「鎌倉市佐助」と言います。「佐助」という名前は、若い時に佐殿すけどのと呼ばれていた源頼朝助けた神様が祀られていたからという説や、頼朝の御家人であった上総介千葉介常陸介三介の屋敷がこの辺りにあり「三介ヶ谷」と呼ばれていたことに由来する説などがあります。

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源頼朝の夢に現われた「かくれ里の稲荷」

佐助稲荷神社・境内の入口付近(撮影日:2022.01.27)
佐助稲荷神社・境内の入口付近(撮影日:2022.01.27)

平安時代末期、伊豆に流されて平家討伐を日夜念じていた源頼朝の夢枕に、「かくれ里の稲荷」と名乗る老翁の姿をした神様が現われて、挙兵を促しました。この夢のお告げにより頼朝は、1180年(治承4年)ついに、縁者である北条氏東国の武士らとともに兵を挙げます。

平家を討伐して鎌倉に幕府を開いた源頼朝は、御家人の畠山重忠に命じて、挙兵を促した「かくれ里の稲荷」を探し出させて、稲荷神社を再建したことが佐助稲荷神社のはじまりと伝えられています。

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無数の朱色の鳥居が続く神秘的な参道

佐助稲荷神社・一の鳥居付近と下拝所(撮影日:2022.01.27)
佐助稲荷神社・一の鳥居付近と下拝所(撮影日:2022.01.27)

隠れ里の稲荷」というだけあって、佐助稲荷神社は谷戸の奥深くに位置しています。境内の入口から、佐助稲荷神社のアイデンティティでもある無数の朱色の鳥居をくぐって参道の階段を登っていくと、拝殿にたどり着きます。距離にして100mほど、曲がりくねりながら、紅く神秘的な参道は続きます。

参道は徐々に傾斜が増していき、最後に急な階段もあるため、拝殿まで登ることが困難な参拝者のために、一の鳥居の横に小さな下拝所が設けられています。

佐助稲荷神社・拝殿(撮影日:2022.01.27)
佐助稲荷神社・拝殿(撮影日:2022.01.27)
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出世稲荷とも呼ばれる出世や開運のパワースポット

佐助稲荷神社・拝殿の裏から本殿に続く階段(撮影日:2022.01.27)
佐助稲荷神社・拝殿の裏から本殿に続く階段(撮影日:2022.01.27)

拝殿の裏からさらに階段で裏山へ登っていくと本殿があります。
佐助稲荷神社では、御祭神として、穀物を司る神様である「宇迦御魂命うかのみたまのみこと」、国造りの神様である「大己貴命おおなむちのみこと」、先導の神様である「佐田彦命さるたひこのみこと」、きれいな言葉で他人との間を仲良く保つ神様「大宮女命おおみやひめのみこと」、大国主命の子神「事代主命ことしろぬしのみこと」が祀られています。

また、佐助稲荷神社は、源頼朝を挙兵へと導いて征夷大将軍にまで登りつめるきっかけをつくった神様を祀ることから、「出世稲荷」としても信仰をあつめています。
佐助稲荷神社にも近い銭洗弁財天金運のパワースポットとして有名ですが、ここは出世や開運のパワースポットとして親しまれています。

インフォメーション

2022年1月現在、佐助稲荷神社本殿は2019年の台風15号によって倒壊したため、小さな社殿が建つのみとなっています。また、裏山から葛原岡・大仏ハイキングコースに続いていた山道も、通行止めとなっています。

佐助稲荷神社・本殿(2019年の台風で倒壊したため小さな社殿が建つのみ)(撮影日:2022.01.27)
佐助稲荷神社・本殿(2019年の台風で倒壊したため小さな社殿が建つのみ)(撮影日:2022.01.27)

以下のリンク先からその他の【源頼朝ゆかりの地】もご覧ください

鎌倉幕府初代将軍・源頼朝ゆかりの地
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無数の白狐が安置されている境内

佐助稲荷神社・拝殿の前より参道を望む(撮影日:2022.01.27)
佐助稲荷神社・拝殿の前より参道を望む(撮影日:2022.01.27)

佐助稲荷神社参道の無数に続く紅い鳥居は、神秘的でフォトジェニックな、鎌倉を代表する映えスポットです。「無数」とは言え、鳥居の数は49基とされています。正確に数えたわけではありませんが、実際にはそれ以上あるように見えます。
無数の紅い鳥居や赤いのぼりと並んで佐助稲荷神社を象徴するものとして、境内に祀られている無数の白狐があります。この白狐は参拝者が奉納したもので、それぞれ思い思いの場所に置かれています。

鎌倉時代の寛元年間に鎌倉で悪病が流行った際に、佐介ヶ谷に住む僧・良忠りょうちゅう上人が、子どもにいじめられていた子狐を助けました。すると、良忠の夢に親狐が現われて、子狐を助けたお礼にと枕元に薬種を残していったと言います。この薬種を育てた薬草によって多くの人の病を治したということから、佐助稲荷神社では一対の白狐を供えるとご利益があるとされるようになりました。

また、佐助稲荷神社では、ペットの飼い主に寄り添う神社として、宮司がお祓いしたペットのお守りや絵馬なども用意されています。

佐助稲荷神社・白狐たち-2(撮影日:2022.01.27)
佐助稲荷神社・白狐たち-3(撮影日:2022.01.27)
佐助稲荷神社・白狐たち-3(撮影日:2022.01.27)
佐助稲荷神社・白狐たち-4(撮影日:2022.01.27)
佐助稲荷神社・白狐たち-4(撮影日:2022.01.27)
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佐助稲荷神社のその他の見どころ

霊狐泉

佐助稲荷神社・霊狐泉(撮影日:2022.01.27)
佐助稲荷神社・霊狐泉(撮影日:2022.01.27)

佐助稲荷神社の裏山から湧く水は、昔から近くの田畑で利用されてきました。生命の源であったこの水源は、現在も境内の片隅から絶えず湧き出ていて、霊狐泉れいこせんとして讃えられています。

十一面観世音菩薩

佐助稲荷神社・十一面観世音菩薩(非公開。毎年5月18日に御開帳)(撮影日:2022.01.27)
佐助稲荷神社・十一面観世音菩薩(非公開。毎年5月18日に御開帳)(撮影日:2022.01.27)

拝殿の横に祀られている十一面観世音菩薩は、江戸時代に足柄の尼寺からうつされた観音様です。
良縁にめぐまれなかった美しい姫君、赤松幸運が出家して、若い男女のために良縁を祈願して掘られたものと伝えられています。そのため、縁結びの十一面観世音菩薩様として親しまれています。
十一面観世音菩薩は通常は非公開で、毎年5月18日に御開帳されています。

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佐助稲荷神社周辺の見どころ

佐助稲荷神社は出世や開運のパワースポットですが、近くには、金運のパワースポットとして知られる銭洗弁財天宇賀福神社(銭洗弁天)恋愛成就のパワースポットとして知られる葛原岡神社があります。葛原岡神社のある源氏ゆかりの源氏山公園には、源頼朝像が建っています。

DATA

住所 鎌倉市佐助2-22-12
アクセス
行き方

JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅(西口)」より、徒歩約25分

駐車場 なし
営業時間

<社務所>
10:00~16:00

料金

無料(志納)

電話番号 0467-22-4711
ウェブサイト https://sasukeinari.jp/
※掲載の内容は、予告なく変更となっている場合があることをご了承ください。

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