鎌倉逗子ハイランド桜並木は、鎌倉市浄明寺・十二所と逗子市久木にまたがる鎌倉逗子ハイランド住宅地に、街路樹として約650本のソメイヨシノが植えられている鎌倉・逗子屈指のお花見スポットです。桜並木は、鎌倉逗子ハイランド住宅地を貫く約2kmのメインストリート(鎌倉側の県道204号・金沢鎌倉線(金沢街道)から分岐する「明石橋」交差点付近から、逗子側のJR横須賀線に沿って走る県道205号・金沢逗子線の「久木ハイランド入口」交差点付近まで)の他、住宅地内部の周辺道路にも広がっています。
鎌倉逗子ハイランド桜並木は、片側一車線ずつのそれほど広くはない道路のため、桜が満開になると、桜のトンネルが続いているように見えます。桜の季節は混雑しますが、人気のドライブコースとして知られています。
歴史ある丘陵地に広がる鎌倉・逗子屈指のお花見スポット

鎌倉逗子ハイランドは、西武グループによって1970年(昭和45年)から分譲が開始された、大規模な住宅地です。50年以上にも及ぶ住宅地の歴史とともに、十分に成長したソメイヨシノは、見ごたえがあります。鎌倉・逗子エリアの桜並木のなかでは、鎌倉山の桜並木と人気を二分するような存在です。
鎌倉逗子ハイランドは、鎌倉時代初期に開設されたとされる坂東三十三観音霊場の第1番札所・杉本寺(杉本観音)と第2番札所・岩殿寺(岩殿観音)の間にあった山を切り開いて開発された住宅地です。鎌倉逗子ハイランドの西端には今でも、昔から使われていた古道の一部が、「巡礼古道」という名前で残されています。
また、鎌倉逗子ハイランドの東端に隣接した久木大池公園からは、鎌倉最大の梅林である十二所果樹園や横浜の六浦方面まで、「やまなみルート」というハイキングコースが続いています。
鎌倉逗子ハイランド桜並木はドライブだけでなく、こうした歴史を感じさせてくれる道やその周辺の旧跡などとあわせて散策するのがおすすめです。
鎌倉逗子ハイランド桜並木周辺の見どころ
鎌倉逗子ハイランド住宅地周辺



金沢街道方面




逗子市街方面




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