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2024年版【辰・龍にまつわる社寺&定番神社】鎌倉おすすめ初詣スポット7選

【2024 No.2】特集 | 鎌倉の初詣おすすめスポット 新年
三浦半島日和おすすめ記事

2024年の初詣にオススメの、鎌倉の神社・仏閣をご紹介します。
元日の朝に神社や寺院にお参りに行く「初詣」という習わしは、鎌倉時代に源頼朝鶴岡八幡宮ではじめたことで全国に広まり、日本人の伝統行事の一つになったと言われています。(諸説あり)
そんな初詣の超定番スポットから、2024年の干支「辰年」にちなむ、鎌倉の「龍」にまつわる神社・仏閣も取り上げています。
各スポットのアクセス方法などの詳細情報は、リンク先からご覧いただけます。

また、年末年始は拝観休止となる場所もありますので、以下のリンク先も参考にしてください。
お正月3が日はどこもとくに混雑しますので、少し落ち着いてから参拝されることをオススメします。

マップは、スマートフォンやタブレットでは二本指で操作できます。

  • 本記事の情報は、2023年12月25日現在の情報になります。
  • 年末年始は入場制限や交通規制等で、参拝の条件が通常と異なる可能性もあります。
  • 当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
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辰年の2024年に行きたい鎌倉の初詣スポット

建長寺

建長寺けんちょうじは、1253年(建長5年)に、鎌倉幕府第5代執権・北条時頼によって創建された、鎌倉で最古の禅宗専門の寺院です。臨済宗建長寺派の大本山で、鎌倉五山の第一位に列せられます。
鎌倉幕府の滅亡によって北条氏という後ろ盾を失い、さらに度重なる火災や災害などで衰退していきましたが、江戸時代になって徳川家による保護を受けて復興していきました。
建長寺法堂の堂内には、本尊として千手観音が、またその手前には釈迦苦行像が、安置されています。天井には、建長寺の創建750年を記念して日本画家・小泉淳作によって描かれた、巨大な水墨画の「雲龍図」が掲げられています。
また、坐禅会の会場にもなる建長寺方丈は「龍王殿」と呼ばれていて、「建長寺庭園」として国の史跡および名勝に指定されている庭園を眺めることができます。

●住所
鎌倉市山ノ内8

●拝観料
大人(高校生以上)500円
子ども(小中学生)200円
※天園ハイキングコースから入る場合も必要

●公共交通機関
山門側(北鎌倉駅方面)
JR横須賀線・湘南新宿ライン「北鎌倉駅」より、徒歩約15分、または江ノ電バス「鎌倉駅」行きで『建長寺』下車すぐ
もしくは、JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅(東口)」より、江ノ電バス「大船駅」行き、「上大岡駅」行き、「本郷台駅」行きで『建長寺』下車すぐ、または徒歩約30分
半僧坊側(天園ハイキングコース方面)
天園ハイキングコースの各入口から勝上献展望台経由で入山可能
勝上献展望台と半僧坊のあいだは、上り徒歩約10分、下り徒歩約5分

●駐車場
あり(有料)

建長寺・法堂の堂内(撮影日:2020.10.26)
建長寺・法堂堂内の雲龍図
建長寺・方丈(龍王殿)(撮影日:2021.03.26)
建長寺・方丈(龍王殿)

周辺の見どころ
円応寺(えんま様の寺)
明月院(あじさい寺)

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円覚寺

円覚寺えんがくじは、1282年(弘安5年)に、鎌倉幕府第8代執権・北条時宗によって創建された寺院です。
禅を広めて、災いや戦乱をしずめ国の平安をまもることと、元寇蒙古襲来)による殉死者を敵味方の区別なく平等に供養するために、時宗が南宋から招いた無学祖元仏光国師)を開山として、創建されました。臨済宗円覚寺派の大本山で、鎌倉五山の第二位に列せられています。
仏殿の堂内には円覚寺の本尊である、宝冠釈迦如来像が安置されています。天井には、前田青邨監修のもと、日本画家の守屋多々志による巨大な「白龍図」が描かれています。
また、江戸時代後期の建築である方丈の正門にあたる唐門(勅使門)は、弓を横にしたような形の屋根が特徴の、「唐破風」という、平安後期から日本で用いられている建築様式が用いられています。その屋根や扉には、などの見事な彫刻が施されています。

●住所
鎌倉市山ノ内409

●拝観料
大人 500円(高校生以上)
子ども 200円(小中学生)

●公共交通機関
北鎌倉駅から徒歩の場合
JR横須賀線・湘南新宿ライン「北鎌倉駅」より徒歩約1分
鎌倉駅からバス利用の場合
JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅(東口)」より、江ノ電バス「大船駅」行き、「上大岡駅」行き、「本郷台駅」行きで『北鎌倉駅』下車徒歩約1分

●駐車場
なし

円覚寺・仏殿の天井の「白龍図」(撮影日:2020.03.06)
円覚寺・仏殿の天井の「白龍図」
円覚寺・唐門(勅使門)の扉のレリーフ(アップ)(撮影日:2023.12.08)
円覚寺・唐門(勅使門)の扉のレリーフ(アップ)

周辺の見どころ
北鎌倉古民家ミュージアム
東慶寺
浄智寺

2024年(令和6年)正月の「舎利殿特別公開」について

円覚寺舎利殿は、鎌倉のみならず、神奈川県で唯一の国宝の建造物です。通常は非公開ですが、年に数日、特別に一般公開されます。
2024年のお正月も、1月1日~3日の8:30~16:00ごろまで一般公開される予定です。

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葛原岡神社

葛原岡神社くずはらおかじんじゃは、鎌倉幕府倒幕を計画していた後醍醐天皇の側近・日野俊基ひのとしもとを祀る神社です。
後醍醐天皇日野俊基らは、当時、悪政を敷いていたとされる鎌倉幕府を改めようとする計画を立てていました。しかし、事前に幕府側に知られてしまい、捕らえられた俊基は鎌倉に送られ、処刑場であった化粧坂の上の葛原岡で処刑されてしまいました。
俊基の死の翌年、護良親王楠木正成新田義貞らの活躍によって、鎌倉幕府は終焉を迎えることになります。
明治維新後の1884年(明治17年)、倒幕の功労者として明治天皇によって評価された日野俊基には従三位が追贈され、1887年(明治20年)には俊基最期の地となった葛原岡に宮内省よりの下賜金をもって葛原岡神社が創建されました。
日野俊基はその目で建武の新政建武の中興)を見ることはできませんでしたが、新しい世の中に導いた「開運の神様」としてあがめられています。俊基を祀る本殿の前には、神様のお使いという「昇運の神龍」の彫刻が掲げられていて、お参りすると願いが早く叶うそうです。

●住所
鎌倉市梶原5-9-1

●拝観料
大人 500円(高校生以上)
子ども 200円(小中学生)

●公共交通機関
徒歩の場合
JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅(西口)」より、市役所通り・「銭洗弁天」前経由で、徒歩約35分
JR横須賀線・湘南新宿ライン「北鎌倉駅」より、葛原岡・大仏ハイキングコース経由で、徒歩約30分
※徒歩はこれ以外にも「化粧坂」経由など複数ルートあり
バス利用の場合(大船駅から)
JR各線・湘南モノレール「大船駅(東口)」より、京急バス「桔梗山」行きで、『源氏山入口』下車徒歩約10分
※「鎌倉駅」からのバス利用は、途中1区間のみ(『鎌倉市役所前』~『法務局前』)の利用となり、徒歩区間が多くなるため、おすすめしません。「鎌倉駅」から徒歩以外でアクセスしたい場合は、タクシーの利用をおすすめします。

●駐車場
あり(6台)※土・日曜日と巳の日は、神社までの道に交通規制がかかり進入禁止となります。

葛原岡神社・昇運の神龍(撮影日:2022.01.27)
葛原岡神社・昇運の神龍

周辺の見どころ
源氏山公園
仮粧坂(化粧坂切通し)

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鎌倉の定番初詣スポット

鎌倉宮(大塔宮)

鎌倉宮かまくらぐうは、明治天皇の勅命によって創建された、後醍醐天皇の皇子・護良親王(もりながしんのう/もりよししんのう)を祀る神社です。日本で唯一の天皇が自ら創建した神社です。
鎌倉宮の御祭神である護良親王は、武家政権であった鎌倉幕府を倒幕して、護良親王の父である後醍醐天皇を中心とする建武の新政建武の中興)を成し遂げた功労者でした。
同じように武家政権から天皇を中心とする社会に変革する明治維新を実現した明治天皇は、深く敬慕する護良親王の功績をたたえて、親王の終焉の地である東光寺跡に鎌倉宮の造営を命じました。
鎌倉時代やその前後の時代まで歴史をさかのぼることができるような古社・古刹が多く残る鎌倉にあっては、明治初期に創建された鎌倉宮は「新しい神社」と言えます。
鎌倉宮の御守りと言えば、朱塗りで木製の「獅子頭守り」です。護良親王も戦の際に兜に忍ばせていたと言われています。獅子頭は古来から、厄を食べ、幸せを招くと言われています。
鎌倉宮の休憩所や手水舎などには、大小さまざまな獅子頭が鎮座しています。

●住所
鎌倉市二階堂154

●拝観料
<拝観コース(土牢、神苑、宝物殿を自由に参拝可能)拝観料>
中学生以上 300円
小学生 150円
※拝観コースに含まれる、土牢、神苑、宝物殿以外の参拝は無料

●公共交通機関
JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅(東口)」より、京急バス「鎌倉宮(大塔宮) 」行きで終点下車
または、JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅(東口)」より徒歩約25分

●駐車場
あり

鎌倉宮(大塔宮)・手水舎を見つめる獅子頭守(撮影日:2021.09.07)
鎌倉宮(大塔宮)・手水舎を見つめる獅子頭守

周辺の見どころ
荏柄天神社
永福寺跡

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鶴岡八幡宮

鶴岡八幡宮は、初詣の参拝者数が全国でも5本の指に入る、ド定番の初詣スポットです。その分、混雑は避けられません。しかし、それを乗り越えてでも行きたいご神徳が待っているような場所であることも事実です。
1180年(治承4年)、源頼朝は源氏ゆかりの地・鎌倉を平家討伐の本拠地として選ぶと、鎌倉のまちづくりに着手します。その際、源頼朝の五代前の祖先にあたる源頼義が京都の石清水八幡宮を勧請して鎌倉の由比ゆいに祀った八幡神由比若宮。現在の材木座にある元八幡)を現在の場所に遷して、鶴岡八幡宮をまちの中心にすえ、整備されていきます。
その後鶴岡八幡宮は、宗教的な施設というだけでなく、歴代の鎌倉幕府の将軍(鎌倉殿)によって、幕府の重要な祭事や儀式を行う宮殿的な役割を持つ鎌倉幕府の象徴的な場所として機能していくようになっていきます。
源頼朝が崇敬した鶴岡八幡宮は、頼朝亡き後も、後世の武家政権や東国の武士たちに「武運の神」として信仰され、少しずつ解釈が変わっていきながらも、それは今日まで継承されてきました。

●住所
鎌倉市雪ノ下2-1-31

●拝観料
無料(志納)
※有料の施設もあり

●公共交通機関
JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅(東口)」より、徒歩約10分
※混雑を避けたい場合は、「鎌倉駅(西口)」より、今小路、横大路経由で、徒歩約15分

●駐車場
あり(有料)

※鶴岡八幡宮を含む鎌倉駅周辺エリアは、12月31日から1月3日まで、大規模な交通規制が実施され、自家用車の侵入はできません。

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銭洗弁財天宇賀福神社

銭洗弁財天宇賀福神社ぜにあらいべんざいてんうがふくじんじゃ銭洗弁財天銭洗弁天)は、境内の洞窟から湧き出る清水でお金を洗うとご利益があると言われている、鎌倉屈指の金運アップのパワースポットです。少しアクセスしにくい場所にあるのにもかかわらず、その恩恵にあずかりたいと、いつも多くの人で賑わっています。
この場所は、源頼朝の夢に現われた宇賀福神のお告げによって見つかったとされています。
幕府の安泰と人々の安寧を祈っていたところ、巳の年の巳の月、巳の日の夜に見た夢の導きによってこの地に宇賀福神弁財天を祀った結果、願いがかなったという言い伝えから、信仰が広がっていきました。
銭洗弁財天宇賀福神社の湧水は、奥宮の洞窟の中で湧き出ています。お金を洗うためのザルは、社務所で参拝用のロウソクと線香を購入したときに受け取ります。これと、洞窟内に備え付けのヒシャクを使って、硬貨やお札を洗い、清めます。
なお、銭洗弁財天の湧水で洗い清めたお金は、なるべく早く使った方が、その後の金運アップの効果が高いと言われています。

●住所
鎌倉市佐助2-25-16

●拝観料
無料(志納)

●公共交通機関
徒歩の場合
JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅(西口)」より、徒歩約20分
バス利用の場合(大船駅から)
JR各線・湘南モノレール「大船駅(東口)」より、京急バス「桔梗山」行きで、『源氏山入口』下車徒歩約10分
※「鎌倉駅」からのバス利用は、途中1区間のみ(『鎌倉市役所前』~『法務局前』)の利用となり、徒歩区間が多くなるため、おすすめしません。「鎌倉駅」から徒歩以外でアクセスしたい場合は、タクシーの利用をおすすめします。

●駐車場
あり(無料)※土日祝と巳の日は利用不可

銭洗弁財天宇賀福神社(撮影日:2020.12.01)
銭洗弁財天宇賀福神社
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佐助稲荷神社

佐助稲荷神社さすけいなりじんじゃは、伊豆に流されていた源頼朝の夢枕に老翁の姿で現われて、平家討伐の挙兵を促した神様「かくれ里の稲荷」が祀られています。
参道に並ぶ無数の朱色の鳥居と、境内のいたるところに安置されている白狐はとても神秘的で、鎌倉を代表する映えスポットでもあります。
佐助稲荷神社は「かくれ里」というだけあって、鎌倉の谷戸の奥深くにありますが、今では源頼朝の出世パワーにあやかろうと、多くの人が訪れます。
また、佐助稲荷神社は、源頼朝を挙兵へと導いて征夷大将軍にまで登りつめるきっかけをつくった神様を祀ることから、「出世稲荷」としても信仰をあつめています。
佐助稲荷神社にも近い銭洗弁財天金運のパワースポットとして有名ですが、ここは出世や開運のパワースポットとして親しまれています。

●住所
鎌倉市佐助2-22-12

●拝観料
無料(志納)

●公共交通機関
JR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ電「鎌倉駅(西口)」より、徒歩約25分

●駐車場
なし

佐助稲荷神社・参道沿いに並ぶ無数の朱色の鳥居(撮影日:2022.01.27)
佐助稲荷神社・参道沿いに並ぶ無数の朱色の鳥居
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