2026年の初詣にオススメな、横須賀・三浦の神社をご紹介します。
2026年は「午年(うまどし)」です。「午」は十二支の七番目にあたり、動物の「馬」を表わしています。馬は成長や飛躍、繁栄の象徴とみなされてきた縁起の良い動物です。
この特集記事では、走水神社や海南神社と言った横須賀・三浦の定番初詣スポットを中心に、午年の2026年にご利益が期待できそうなスポットをまじえてご紹介します。各スポットのアクセス方法などの詳細情報は、リンク先からご覧いただけます。
※この特集で取り上げている初詣スポットはどこも、例年、年明けすぐから参拝客で賑わいます。一方、元旦でも早朝は、比較的静かに参拝することができます(ただし、社務所は開いていない可能性があります)。
マップは、スマートフォンやタブレットでは二本指で操作できます。
INDEX
海南神社 神馬舎
三崎漁港近くに鎮座する海南神社は、三浦半島の総鎮守として、古くから地域の多くの人々から信仰をあつめてきました。古くから漁業で栄えた三崎という土地柄、食の神様である磐鹿六雁命が祀られていたり、包丁を供養するお祭りが行わるのが特徴です。
海南神社には、2026年の干支・午年のお参りにピッタリの、神馬舎が鎮座しています。
その昔、海南神社の神馬が逃げ出したところ、たちまち疫病がまん延しましたが、木造の神馬を奉納したところ疫病が鎮まったと言われています。神馬舎にはこの木造の神馬が祀られていて、今では、この馬に祈ると脚気や足の病気が治るとされ、信仰されています。
●住所
三浦市三崎4-12-11
●拝観料
無料(志納)
●公共交通機関
京急久里浜線「三崎口駅」より京急バス「城ヶ島」「通り矢」「三崎港」「浜諸磯」行きで『三崎港』下車、徒歩約3分
●駐車場
あり(境内右手の社務所近く) ※駐車台数が少なく、お正月はとくに混雑するため、公共交通機関か三崎港周辺のコインパーキングの利用もおすすめします。
毎年1月15日の小正月に行われている「チャッキラコ」(風流踊)は、ユネスコの無形文化遺産や国の重要無形民俗文化財に登録されている伝統行事です。小学生くらいまでの晴れ着姿の少女たちが、家内安全・商売繁盛・大漁祈願などの願いを込めて、踊りを奉納します。
チャッキラコは、江戸時代にはじまった祝いの踊りが起源とされています。その発祥については2つの伝説があり、海南神社の御祭神である藤原資盈の妃・盈渡姫が庶民の娘に教えたという説と、三崎に来遊した源頼朝の望みにより少女たちが即興的に踊ったのがはじまりとする説が伝えられています。
三浦白山神社
白山神社は、三浦海岸の南に続く菊名海岸近くに鎮座する旧菊名村の鎮守です。境内の山すそには「切妻造妻入形横穴古墳」(三浦市指定重要文化財)があります。
白山神社の詳しい由緒は分かっていませんが、主に戦国時代に活躍した相模三浦氏に仕えた武将・菊名氏の守護神として祀られたと伝えられています。
白山神社は、20社近くにも及ぶ、三浦半島南部の多くの神社の兼務社となっている、地域の中心的な神社です。そのため、兼務社の祭礼には白山神社の神職が出向いて神事を執り行いますし、白山神社は兼務社の御朱印の授与所にもなっています。
また、白山神社の例大祭が執り行われる10月23日の夜には、神社境内左手にある菊名区民会館前広場にて、「菊名の飴屋踊り」として神奈川県指定無形民俗文化財に指定されている「あめや踊り」が奉納されます。
●住所
三浦市南下浦町菊名149
●拝観料
無料(志納)
●公共交通機関
京急久里浜線「三浦海岸駅」より京急バス「三崎東岡(剱崎経由)」「剱崎」行きで『白山神社』下車、徒歩約5分
●駐車場
あり

周辺の見どころ
菊名海岸
三浦海岸
水間神社(水間様の湧水)
走湯神社
久里浜天神社
久里浜天神社は、現在の久里浜エリアの平野部を開墾した砂村新左衛門が、江戸時代前期の1660年(万治3年)に摂津国(現在の大阪府北中部周辺)の福島天満宮の御祭神・菅原道真を勧請して創建した神社です。
学問の神様・菅原道真を祀る久里浜天神社は、ちょうど受験シーズンと重なることもあって、横須賀を代表する初詣の人気スポットの一つです。地元・久里浜にとどまらず、三浦半島全域から多くの参拝客が訪れます。
授与される御守りなどの縁起物の種類が多いことも、久里浜天神社が初詣に人気の理由の一つです。
●住所
横須賀市久里浜5-19-3
●拝観料
無料(志納)
●公共交通機関
京急久里浜線「京急久里浜駅」より徒歩約7分
JR横須賀線「久里浜駅」より徒歩約10分
●駐車場
あり(車祓い専用駐車場)

周辺の見どころ
くりはま花の国
久里浜八幡神社
F・マリノス スポーツパーク ~Tricolore Base Kurihama~(横浜F・マリノス久里浜練習場)
叶神社
西叶神社で授かった勾玉を、東叶神社のお守り袋に納めて完成させた御守りには、恋愛などの良縁に恵まれるご利益があるとされています。
西叶神社と東叶神社は浦賀湾を面して向かい合うように鎮座しています。湾をぐるっとまわると距離がありますが、浦賀の渡しを使うとあっという間に着くので便利です。
西叶神社
西浦賀の西叶神社(西岸 叶神社)は、平安時代後期から鎌倉時代初期にかけての僧・文覚が源氏再興を願い、石清水八幡宮を勧請して創建したと伝えられています。文覚は房総半島の鹿野山に籠り、石清水八幡宮の神に祈り続けていましたが、この願いが叶う前兆を感じると、鹿野山の対岸に位置するこの三浦半島の浦賀の地に社殿を建立したと言います。1186年(文治2年)には、源氏再興の願いが叶ったことから、「叶大明神」と称するようになりました。
●住所
横須賀市西浦賀1-1-13
●拝観料
無料(志納)
●公共交通機関
浦賀駅から徒歩の場合
京急線「浦賀駅」より徒歩約18分
浦賀駅からバス利用の場合
京急線「浦賀駅」より京急バス「京急久里浜駅(紺屋町・高坂経由もしくは千代ヶ崎・開国橋経由)」行きまたは「JR久里浜駅」行きバスに乗車して『紺屋町』下車、徒歩約1分
久里浜駅方面からバス利用の場合
京急久里浜線「京急久里浜駅」またはJR横須賀線「久里浜駅」より京急バス「浦賀駅(高坂・紺屋町経由もしくは開国橋・千代ヶ崎経由)」行きバスに乗車して『紺屋町』下車、徒歩約1分(JR横須賀線「久里浜駅」からのバスは本数が少ないため「京急久里浜駅」からの乗車を推奨)
東叶神社から浦賀の渡し(渡船)利用の場合
徒歩と東渡船場から西渡船場の航路で約10分(渡船の待ち時間含まず)
●駐車場
あり

周辺の見どころ
西浦賀みなと緑地・陸軍桟橋
愛宕山公園
浦賀の渡し
東叶神社
東浦賀の東叶神社(東岸 叶神社)は、平安時代後期から鎌倉時代初期にかけての僧・文覚が源氏再興を願い、石清水八幡宮を勧請して創建したと伝えられています。壇ノ浦の戦いで平家が滅び、この祈願が成就したことから、1186年(文治2年)に「叶明神社」(明治維新後に「叶神社」と改称)と社名を名付けたと言います。
また、江戸時代後期に編さんされた地誌「新編相模国風土記稿」によると、東叶神社は、江戸時代初期の正保元年(1644年)に、「叶大明神」(現在の「西叶神社」)を勧請して、牛頭天王、船玉明神を合祀して創建されたことが記されていますが、東と西、2つの叶神社の関係は、はっきりは分かっていません。
●住所
横須賀市東浦賀2-21-25
●拝観料
無料(志納)
●公共交通機関
浦賀駅からバス利用の場合
京急線「浦賀駅」より京急バス「観音崎」行き、または「かもめ団地」行きで『新町』下車、徒歩約7分
浦賀駅から徒歩の場合
京急線「浦賀駅」より徒歩約20分
西叶神社から浦賀の渡し(渡船)利用の場合
徒歩と西渡船場から東渡船場の航路で約10分(渡船の待ち時間含まず)
●駐車場
あり
走水神社
走水神社は、東京湾の浦賀水道がもっとも狭まるあたりの海の近くに鎮座する、日本武尊(やまとたけるのみこと)と弟橘媛命(おとたちばなひめのみこと)を御祭神として祀る神社です。走水は、「日本書紀」や「古事記」といった古代の歴史書に現われる、日本武尊(倭建命)の東国征討の伝説が多く残る土地で、横須賀・三浦屈指のパワースポットとして知られています。
古来より走水の地に鎮座している走水神社には、海上交通の要衝として、「海」や「水」にまつわる記念碑や逸話が多く残されていることも特徴の一つです。また、明治時代から利用されている走水水源地もあり、このあたりではめずらしく、湧水も豊富な場所です。
走水のお隣りの馬堀にある浄林寺・馬頭観音堂には、「馬堀」という地名の由来にもなった、馬が掘った井戸から霊水が湧き出るようになったという「蹄の井戸」の伝説が残されています。午年の2026年は、こちらもあわせてお参りすると、ご利益があるかもしれません。
●住所
横須賀市走水2-12-5
●拝観料
無料(志納)
●公共交通機関
京急線「横須賀中央駅」「馬堀海岸駅」、JR横須賀線「横須賀駅」より京急バス「観音崎(走水経由)」行きで『走水神社』下車、徒歩約1分
●駐車場
あり
大津諏訪神社
大津諏訪神社は、平安時代の824年(天長元年)に、信濃国・諏訪大社より分霊を勧請して創建されたと伝わる、三浦半島でも指折りの古社です。
大津の周辺には、大津諏訪神社だけでなく、走水神社や安房口神社といった、古代より続く神社が集中しています。このため、三浦半島の中でもっとも古くから神社を中心に「まつりごと」(祭り事、政)が行われるような日本古来の文化が根付いた集落が点在していたものと考えられます。
2025年5月には、「御鎮座千二百年奉祝記念事業」の一環として「御柱祭」が催されました。
●住所
横須賀市大津町4-22-22
●拝観料
無料(志納)
●公共交通機関
京急久里浜線「新大津駅」より徒歩約8分
京急線「京急大津駅」より徒歩約12分
●駐車場
あり

周辺の見どころ
信楽寺・坂本龍馬の妻「お龍」の墓
春日神社
春日神社は、京急線の堀ノ内駅近くに鎮座する、旧公郷村の鎮守です。かつての春日神社は猿島に鎮座していて、猿島全域を境内としていました。現在地には拝殿が、現在とは逆向きに、猿島の本殿に向かって拝するように建っていたと言います。
春日神社の創建年は不詳ですが、平安時代と伝わっています。公郷はかつて藤原氏の荘園だったため、その沖合にある猿島に、奈良の春日大社より分霊を勧請して創建されたと伝えられています。
旧暦3月3日には、藤原氏の奉幣使として鎌倉・深沢村より梶原氏の一族である梅沢氏が参向して、関係者一同猿島に渡り、神楽を奏し祭典を催したと言います。
猿島は明治期から首都や東京湾防衛のための要塞化が進められたため、1884年(明治17年)に春日神社も現在地へ移転を余儀なくされました。
春日神社の神輿庫の前には、今も猿島とのつながりを示すように、狛犬ならぬ「狛猿」が置かれています。
●住所
横須賀市三春町3ー33
●拝観料
無料(志納)
●公共交通機関
京急線「堀ノ内駅」より徒歩約5分
●駐車場
なし
横須賀諏訪神社
京急線の横須賀中央駅近くに鎮座する諏訪神社は、三浦半島イチの繁華街に隣接した、横須賀・下町の鎮守です。若松町や大滝町といった横須賀中央エリアで商売する人たちを中心に、親しみを込めて「お諏訪様」と呼ばれ、崇敬されてきました。
年によって2回か3回、11月の酉の日に開催される、境内社・大鷲神社の祭礼「酉の市」が、開運や商売繁盛のご利益があると人気ですが、もちろん、諏訪神社としても地域の人々の信仰をあつめています。
毎年、5月25日に近い土曜日・日曜日に執り行われる例祭の、駅前から続く横須賀中央大通りを通行止めにして練り歩く、緑が丘の諏訪大神社例祭と合同で行われる神輿渡御は、横須賀でもっとも賑わう神社の祭礼の一つです。
●住所
横須賀市若松町3-17
●拝観料
無料(志納)
●公共交通機関
京急線「横須賀中央駅」より徒歩約1分
●駐車場
あり

諏訪大神社
諏訪大神社(すわおおかみのやしろ/すわおおかみしゃ/すわだいじんじゃ)は、京急線の横須賀中央駅と汐入駅の間の山あいに鎮座する古社です。
諏訪大神社に伝わる由緒によると、南北朝時代後期の1380年(康暦2年)、当時このあたりを治めていた三浦貞宗によって、横須賀の総鎮守として、長峯城(または横須賀城)の入口にあたる古谷山に、信州の上下両諏訪明神を勧請して創建されたと言います。
また、これとは別に、南北朝時代前期の延元年間、北条氏得宗家(本家)最後の当主・北条高時の遺児である北条時行の命によって、諏訪明神を横須賀に祀ったのがはじまりとする由緒も伝えられています。
諏訪大神社は、アニメ「ハイスクール・フリート(はいふり)」に登場したことで聖地巡礼地の一つとして人気がありましたが、2026年7月から第2期の放映が予定されているアニメ「逃げ上手の若君(逃げ若)」の主人公・北条時行にもゆかりがある神社です。
●住所
横須賀市緑が丘34
●拝観料
無料(志納)
●公共交通機関
京急線「汐入駅」より徒歩約10分
京急線「横須賀中央駅」より徒歩約12分
●駐車場
あり

周辺の見どころ
ドブ板通り
ヴェルニー公園
三笠公園
米海軍横須賀基地(ベース) ※通常非公開
雷神社
雷神社(かみなりじんじゃ/いかづちじんじゃ)は、追浜にある、火雷神を主祭神とする神社です。御神木の大イチョウは、秋には雷光のように、空高く輝いて見えます。
安土桃山時代の1581年(天正9年)、現在の追浜周辺エリアが含まれる浦郷村の領主だった朝倉能登守が、現在の場所に雷神社を祀りました。江戸時代の地誌「新編相模国風土記稿」によれば、当時は「雷電社」や「雷電大明神」などと呼ばれていたようです。
それ以前は、築島と呼ばれた現在の追浜町3丁目(旧みずほ銀行追浜支店の裏辺り)にあり、ここに空から雷が落ちてきたときに、避難していた乙女たちを当時の御神木であるビャクシンの大木が身代わりになって救ったという伝承が残っています。
このような背景を持つ雷神社には、気象災害除けや身代わり守護などの、さまざまな事故や災難から身を守ってくれるご利益があるとされています。
●住所
横須賀市追浜本町1ー9
●拝観料
無料(志納)
●公共交通機関
京急線「追浜駅」より徒歩約5分
●駐車場
なし
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